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ひそひそ声で話すオトメちゃん……
「鞄の底を二重にして携帯を隠したら、意外と持って入れた~」
とのこと。
どうやら押入れに隠れて電話している様子です。
おい……お前バチが当たるぞ (((( ;゚Д゚)))
しかし、その後は隠れて電話する体力も残らないほど過酷な修行だったらしく、
次に連絡が来たのはかなり後でした。
「御札を作るんだけど、mendyに1つあげるよ。
お願いは何が良い?」
とのこと。
普通の祈祷よりもたくさんお祈りする、ありがたい護摩札だそうで……
……「良縁成就」にしてもらいました。
まだとってあります。
字ぃ汚なっ!ww
後々判明したのですが、
「mendyと付き合えるように、出来れば結婚できるようにと祈祷した」
とのこと。
……オトメ特製呪いの札
オトメちゃんとの関係を、どうにかこうにか たまに電話に出る&会わない に保っていたある日。
オトメちゃんから手紙が届きました。
(住所は母が教えたのでしょう、きっと)
そこには、
①もうすぐ自分は修行のために大学を休学して山へ篭る
②行きたくないけれど、以前から親と約束していたことなので仕方が無い
③山では携帯はもちろん、外部との連絡は出来なくなる
④無事に修行を終えたら遊びに行きたい
という内容がオトメちゃん得意の「独り言調」で書かれていました。
「そうかそうか……大変だなぁ、頑張っておいで。今頃はもう山の中か」
と、少ししんみりした気持ちになった私。
...が
その2日後、オトメちゃんから電話が来たのです
おいおい、携帯の持込は禁止じゃなかったのかよ~