今年も荒行が始まりました。
1年前の事をしみじみと思い出しています。
去年の今頃、主人は日蓮宗の荒行に参加する為に既に千葉に経っていて、私は子供達との生活や、主人不在のお寺を父や母と共に守っていかないと、と不安な気持ちに蓋をして、気持ちを奮い立たせていました。
100日間、大なり小なり色々な事がありましたが、子供達も大きな病気をしませんでしたし、お寺の行事も無事に終える事ができました、そして主人が100日間の修業を終え、無事に帰宅できましたこと、本当に多くの方々の支えのおかげだと感じています。 
三人の子供達も荒行中に面会し、過酷な状況で修業に打ち込んでいる父親を見て三人三様、感じたようです。ここ最近の会話の中には、生まれること、死ぬこと、ほとけさまのこと、そしてお坊さんという仕事のことについて、子供目線でよく質問しています。
きっと今、昨年の私と同じような気持ちでいるお寺のお嫁さんもいらっしゃるんでしょうね。
どうぞお上人様方皆様の無事の成満を心より願っております。