本年最後の善福寺子供会は寒さが急に厳しくなった今月19日となりました。
今回のポイントは
・クリスマスは本来宗教行事であるという事。
・すなわちキリスト教徒がイエス様の誕生を祝う日である事
・この宗教色のないイベント的なとらえ方は日本独特なものである事。
・私たちは仏教徒でそれに代わるお釈迦様の誕生日4月8日に[花まつり・灌仏会]があるという事
以上の事を簡単に説明しました。
子供会を始めた初めての12月。忘れられない事があります。子供たちにクリスマスは何の日か尋ねたところ皆「サンタさんが来る日」との返事。キリストの名前は出てきませんでした。その後子供に接する職業の大人に尋ねると「今の子はみんなそんなものよ~」との事。
年末になるとクリスマスを祝って大晦日にはお寺で除夜の鐘をついて翌日には神社でお札をもらう、そんな日本人の生活がそこにあるのがわかる気がしました。
日本人は宗教に寛容であるという言い方がされます。しかし本来の宗教行事がその意味をなさず形骸化されたお祭り騒ぎで終わってしまっては勿体ない事であると思うのです。
子供達とかかわる大人の一人としてこう言った宗教行事の本来の意味や仏教の教えを一緒に過ごす時間の中で一つ一つ丁寧に共に学んでいきたいと思っています。
さて、遊びの時間となりました。
子供たちは境内地に隠された指令書やそのヒントを探し出して解決するゲームが大好き。
今年最後の子供会という事で前夜遅くまでそんなゲームを作っていたのですが・・・・
さすがに外での遊びは寒すぎるとそのゲームは次の機会に回すことにしました。
代わりに考えたのは『景品多め輪投げ大会ぃぃ~!!』景品は去年から中止になっている「夏の縁日」での残り物となりましたが子供たちはとても喜んでくれました。
そのあとはリクエストがあったのに応えきれていなかったゲームを楽しみました。
今年入った一年生にアドバイスする5年生がなんとも微笑ましいです。
今年最後の子供会も無事終わりました。皆さまのご協力のおかげで続けられている子供会であります。今年一年、本当に有難うございました。
合掌