【こんにちはとさようならの意味】


「こんにちは」の後には実は「お元気ですか」が省略されています。

「こんにちは、お元気ですか」が本来の形です。

日本語は当たり前の事がよく省略されます。

言わなくても分かるでしょ?の文化ですね。

さらに漢字で書くと、「今日はお元気ですか」となります。

 

では「お元気」とはなんでしょうか?


もともと日本人は太陽神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)が司る火(ヒ)を宿した民族だと伝えられています。


日本人はみんなヒをもって生まれ、ヒが清く正しく燃えている(清明 きよきあかきこころ)事が最も良い事と考えられていました。

ただ、このヒは他人からは目にみえなくて、ヘタすると自分でも見失ってしまうものなのです。


そこで日本人は考えました。毎日お互いにヒが良い状態か確認し合えばいいじゃないか、と
そして太陽(ヒ)が出ている時に、出会い頭に言い合ったのです。


「こんにちは、(あなたの心のヒは太陽に照らされて)元気ですか(お互い確認し合いましょう)」

 

そして確認しあって、続けてこういうのです。


「さようならば(=太陽に照らされてヒが本来のよい状態ならば)、ごきげんよう(=機嫌がよいでしょうね)」


そうです、この言葉が省略され「さようなら」となるのです。

 

「こんにちはとさようなら」

普段気も留めなく使っている二つの言葉に、これだけの意味や思いが隠されているって凄くないですか!?


私たちが日常なにげななく交わしている挨拶。。。

そのベースにあるのは、ご祖先さまたちの太陽に対する感謝の想いだったのですね!


この感謝に溢れた気持ちを忘れずに元気よく挨拶を交わし笑顔で今日も過ごしましょう!

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