ふたご座流星群がまもなく極大を迎えるとのこと。
金星も最大光度を過ぎたばかりで明るく、木星、土星と連なって、宵の口は
惑星たちもにぎやかです。
明るくて空も狭い都市部ではなかなか星空を眺める機会もないですが、
夜な夜な気象庁の火山監視カメラを巡回して噴火の様子を確認したりしていると、
ついでに美しい星空を堪能できることがあります。
流れ星もけっこう写っていて(人工衛星や飛行機と紛らわしいですが)、
流星群の頃は一枚の写真に数個写っていることもあります。
気象庁の監視カメラは、放送局などのWEBカメラと違って、夜も噴煙が監視できるように
高感度カメラのが使用されていることが多いので、星空がばっちり映るようです。
星だけでなく、夕日や朝日、月が火山といいバランスで写り込むこともあり、
なにかと楽しめます。
とはいえ、ピントが甘かったり、街の明かりで空が明るかったり、
空が狭かったりといろいろあるので、
私が普段よく見ている、星空の写り具合がきれいな監視カメラへのリンクを貼っておきます。
夜な夜な、星を観ながら噴火を観察してみるのもよいのではないでしょうか。
・最近活動が活発で頻繁に噴煙を数千mまで上げている火山。
・噴火の様子や、夜間なら噴煙が赤く映える火映現象もみられます。
・最近火山はおとなしめです。近海の海底火口近辺で群発地震はありましたが。
・最近大きな水蒸気爆発を起こし、その後もGPSデータからは山体のわずかな膨張が
続いている様子が見て取れます。
・火山活動が活発な時は、夜間ならマグマに照らされて噴煙が赤く光る火映現象もみられます。
・時折噴煙も。
北海道の火山は特に冬場、天気が悪いことが多くて、噴火活動が活発なところも少ないので、
あまり巡回してないんですよね・・・
上記以外も含め、みなさんでも、お好みの火山や星空を探してみてください。
大火球が映っていたら、超ラッキーですね。