2021年8月7日、なんと日本海南部の海水温は30度以上ありました!
平年と比較しても5℃前後高い海水温。
その後わずか一週間で、日本海の海面水温は5℃も下がり、
一気に平年並みに。
この一週間の間に、
台風が日本海へ進んだり、
「戻り梅雨」的秋雨前線が本州上に張り付いてオホーツク海高気圧から
寒冷な気流が流れ込んだりして、
攪拌や冷却を受けたりたりしたことによる変化と思われます。
下図のように、
黒潮が水深50mでも25℃以上であるのに対し、
対馬海流は水深50mでは20℃以下と、暖水の厚みに差があることも
攪拌の影響に対しては関係するかもしれません。
図は何れも気象庁HPより。