どうもお天道です。


数週間前

深夜にたまたま見たドラマ

『透明なゆりかご』

NHKで数日に分けて再放送していた。


週末の深夜は

子供が寝たあと

唯一の何も邪魔が入らないので

私は仕事の事などをしているのですが


テレビをながら観していたら

産婦人科のドラマをやっていて

既に3話から始まっていた為

1話と2話は見ていない


本当に見る気は無かったが

そのまま

全て見てしまい

3日連続でやっていた為

全て録画して

翌日から毎日1話ずつ

風呂上がりに

我が子と見ていた。


私は全く知らなかったが

かなり有名なドラマだったみたいで


ドラマを最近全く見ていなかったが

ガッツリハマってしまい


久しぶりにドラマを見て

泣いてしまった


既にご存知の方は多いかと思いますが

内容が結構重い


不妊治療していた

私達が当時見る訳もなく

実際妊娠中にも見るのはキツイかなと


命の大切さや

生命の誕生について

かなりリアルに再現されている。


最終回が産婦人科の話なのに

ハッピーエンドではなく

赤ちゃんの看取りだった


産むか産まないかの葛藤

産む事で子供に辛い思いをさせるのでは

ないか

母親の心変わりなど

見ていて辛くなる部分はあるが

子供が亡くなるまでの数日間は

本当に幸せだったんだろうと思った。


体力消耗をしてしまうから

沐浴は出来ないと言われ

残念がっていた両親


沐浴なんて

やっていた頃

首はグラグラするし

恐る恐るやっていた私

出来るならやりたくないくらい

だったが

世の中には沐浴を

やりたくても

やれない人もいるんだと知った


透明なゆりかごは

無事に出産後には

安心してみれるが

妊娠中だった頃の

妻には見せれない内容かな


妻に一緒に見るかと

誘ったが、明るい内容じゃないなら

見ないと言われ

私は我が子と二人で見た


ただ

非常に良いドラマだと思う


我が子を抱っこしながら

私はずっと見ていたが

なぜか我が子も

ずっと大人しく

一緒に見ていた。


私がポロポロ泣いていたら

我が子が下から私の顔を

ど〜した

みたいな顔で見ていたが


今こうして

毎日我が子を抱っこ出来ている

幸せは、普通のようで

普通ではない

妻が無事に我が子を産む事も

簡単な事ではない

ドラマでも母体死亡についてやっていたが

妻も出産時大量に出血している


不妊クリニックの先生に

大学病院でないと

何かあったら助けられないと

言われ私達は大学病院を選択した


何か一つでも

歯車が狂ってしまったら

今この手に我が子は

居なかったかも知れないし

妻も居なくなってたかもしれない

出産まで

沢山の検査をしていても

出産時まで

分からない事もある

本当に出産は大変


我が子の出産まで3日かかり

最後は帝王切開となったが

それがベストの選択だったと思う

いまだに

妻には、痛々しい傷跡が残っているが

名誉の傷


生命の誕生は

簡単な事ではない

男の私が言うのも変ですが

出産の難しさ


小さな命がもたらす

大きな力


私達夫婦の

宝物の我が子を

これからも大切に大切に育てていきたい。


そんな風に

思わせてくれる

命の大切さを教えてくれる

そんな良いドラマでした。