ACL | 大手町デイズ

ACL



マリノスのACL未勝利が続いています。
予選リーグを3戦終えて1分2敗。
Jリーグから参加している4チームで未勝利はマリノスのみ。

残り3試合、予選突破は大変厳しい状況です。

ACLはJリーグを代表して参加しているので、
こればかりは他クラブも頑張ってほしいと思っています。
(去年は柏レイソルには頑張って優勝してほしかったくらい)
ある意味、もうひとつの日本代表だと思っている。

そんな立場でACLを見ていると、昨日のアウェイ戦は情けなかった。
選手が情けないのではない。
選手は精一杯勝利のためにぶつかって行っただろう。
問題は、主力を温存させて勝てるほどACLを甘くみていた監督をはじめとしたチームスタッフ。

2試合やって未勝利だったら、この間のメルボルン戦は負けられない試合でした。
その試合に主力を温存させてメンバーを大幅に変更して臨んで勝てるなんて……。
本当に大事な試合だったら、去年の終盤のように主力必須で挑んだはず。

クラブにおけるACLの位置づけを垣間みてがっかりしました。
2010年の暮れに社長は「次のシーズンでACLに出場できなかったら辞める」とACL出場権を自分の進退にかけてまでいたというのに、いざ出場できるとなったら主力温存、おまけに負けときたものです。
何のためにこの数年、目標をACL出場に置いていたのか。
ただ出るためだけのACLなのか。シャツを売るためのACLなのか。
ACLに出るだけで世界を感じられると思っていたのかな。

岡田監督が挑んだACLは予選突破への挑戦と呼ぶに相応しいシーズンだったと思います。
テレビ中継でみたアウェイ山東戦の試合、終わったあとの選手の涙。
あれは強烈な印象として残っていて、いつかまた戻ってリベンジしなきゃダメだ!と強く思いました。

あのACLに本気なっていた選手を見たサポーターの方々は今年のACLの取り組みをどう感じているのだろうなんてちょっと思ったりしたのでした。

かくいう私も夜勤となって平日のナイトゲームはバリバリ勤務中で試合を見ることもできていません。
ACLユニフォームの出番は……果たしてやってくるのでしょうか。