気温も下がり、キクイムシの新たな被害は少なくなる季節ですが、今日の見回りでキクイムシが新たに、侵入しているのを見つけました。 今までの見回りで見落としていたようです。
大して広くない栗園ですが、こんな小さな穿入痕を全て見つけるのは難しいですね。
一見、たいしたことはないようですが、4~5ヶ月前に入られた痕のようです。
ナイフで削ると、2mmくらいの穴が開いています。 これが侵入路です。
削り進むと、食害痕が出てきました。
普通は、辺財と心材の間を通りますが、細い木なので心材の中心を通っています。
幼虫がいる外側の木の肌は異常がありません。
《以下、京都府林業試験場の”ナラ枯れ被害をどう防ぐのか”のレポートから引用》
カシノナガキクイムシ類は、世界で約1500種が知られていますが、ほとんどが衰弱木や枯死木に穿入する二次性昆虫です。生立木に穿入種類もいますが、これらの多くは、普段は新鮮な倒木や衰弱木を利用して数が増えた場合に、生立木に穿入しています。・・・
《-----------引用は、ここまで---------》
そういえば近年まで、こんな細い生立木に入ることはなかったように思います。
いずれにしても、自然のバランスが崩れて”ナラ枯被害”が増えていることは明らかですが、有効な対策が見つかるまでは見回りと枯死木の処理に追われそうです。
また、試験場などで日夜研究されている方々の成果が現れることを期待しています。



