日本ミツバチは、九州地方から東北地方に自生する野生のミツバチです。


採蜜を主な目的とする西洋ミツバチと違った性質を持つため、少しの変化で巣を捨てて逃げてしまう気難しい蜂とか、集蜜力が弱いとか、劣ったミツバチのように評価されていますが、飼って見るとすばらしい能力を発揮して驚きの連続です。


その一つが、スズメバチ防御能力です。

この時期、スズメバチの集団は大きくなり、大量に子育てをしているので子供の餌になる蜜蜂を狙ってやってきます。


西洋ミツバチはスズメバチ攻撃の防御手段を持たないので、全滅することが多いそうです。

日本ミツバチでも春から夏にかけて、うまく子育てが出来なかった小集団は全滅しますが、健全な群れは集団でスズメバチを包み込み、発生する熱で殺します。


種の存続をかけた死闘の後です。 日本ミツバチの死骸が無いのは、スズメバチに持ち去られたからです。
長田野台の果樹園-蜂

自然界では、このようにしてバランスが取られているから、スズメバチも日本ミツバチも増えすぎることは無いのでしょう。


5月頃、都会のど真ん中でミツバチが信号機などに集団で現れるのは、大概、日本ミツバチの分封です。

天敵のスズメバチが少ない都会では、日本ミツバチが増えているようですが、この写真の大きい蜂”スズメバチ”を頻繁に見かけるようなら近くに巣がありますから注意してください。


長田野台の果樹園-蜂

9月中旬から10月のスズメバチは、巣に近づくだけで襲ってきます。


前兆は、複数の蜂が頭の上を飛び回ります。 これは、スズメバチの警告です。

ここで、すばやく巣から離れないと最後通告されます。 

宣戦布告です。

これは、おしっこのような物を引っ掛けます。 数秒後には、集団で襲い掛かります。

ここまでくると50m程、全力で走って逃げても刺された人がいます。


タイトルの日本ミツバチからスズメバチにずれてしまいましたが、これから山歩きなどをするのによい季節になるので、こんな危険もあることを知っていただいて事故の無いようにお願いします。


田舎者のおせっかいになりました。