小さな駅舎の北鎌倉駅に降り立つと、昭和の時代に舞い戻ったようで、小津安二郎の古い映画に出て来る北鎌倉の風景とあまり変わらない。
駅前には商業的なものが少なく、いかにも古都らしい景色の中を円覚寺を目指して歩いて行く。
北鎌倉周辺にはこの他に、明月院、建長寺、浄智寺といった鎌倉を代表する名刹が多く点在するが、今日は円覚寺と明月院に行ってみるつもりだ。
緑の生垣で仕切られた家々が並ぶ先に、人だかりが見えるが、多分その前あたりが円覚寺の総門なのだろう。
鎌倉は紅葉が真っ盛りで、観光客も多く、その中には外国人の旅行者も目立つ。
紅葉した木々に囲まれた石段を上り、総門、山門、仏殿、大方丈、そして縁覚塔頭寺院の佛日庵(寺庭さんでもある高畠薫さんの寺歌はユーチューブでもお馴染みだ)等をまわり紅葉する境内をノンビリと散策する。
再び総門まで戻って来ると、観光客の数はさらに多くなっており、その人混みに紛れ、円覚寺を後に次の目的地明月院(次回)へ向かう。














