当施設では、療法士を対象とした勉強会を2カ月に1回開催し、今年で3年目になります。今年度のSkip倶楽部はOT活動に興味をもち、行動に移したくなる様々なテーマでのWSを実施しています。そして、今年度は更に、この活動を施設の外へ展開したいと考えています。そして、10月15日のSkip倶楽部のテーマは『近畿作業療法学会 in Skip倶楽部』です。平成23年10月23日日曜日、奈良で開催される近畿作業療法学会を先取りしてしまいました。
それでは、「近畿作業療法学会 in Skip倶楽部」開催にあたっての、デイフロアの舞台上でスペシャルインタビュー「のぐこの部屋」です。
今回の実行委員長から学会運営に関する裏話をじっくり伺いました。
次は、第31回近畿作業療法学会実行委員長より本番と同じ開会の挨拶をしていただきました。
そして、メインワークショップ「審査会ワークショップ」です。
参加メンバーには
近畿作業療法学会審査会委員として活躍していただきした。各グループで厳正な審査をして、各賞を決めていただき発表していただきます。決めていただく賞は、
「ステキなタイトルで賞」
「ぜひお聞きしたいで賞」
選考理由も発表していただきました。
審査結果は
「ステキなタイトルで賞」
l 「モノと遊ぶ」から「せんせいと遊ぶ」へ~自閉症児との15分間のやりとり~
文字からタイトルの動きがあり、一文で内容が伝わり、想像をかきたてられた。
l 左右手の解離性運動抑制障害が疑われた患者へのADL介入~「うどんが食べたい」を支援する
作業活動が具体的に上がっていて、「支援する」という言葉を使い、お互い支え合っているというところがステキだと感じた。
「ぜひお聞きしたいで賞」
l 合唱部活動の実践と報告~発表会に向けて30人でがんばった半年間の軌跡~
30人をどう指導していくかなど、いろいろ聞きたいことがたくさんある
l Wiiを用いた脳卒中患者の患側上肢トレーニングの有効性検証~準ランダム化比較研究~
どんなゲームソフトを使っているのか、導入した経過など、知りたい内容が浮かんでくる
l 「モノと遊ぶ」から「せんせいと遊ぶ」へ~自閉症児との15分間のやりとり~
15分間の中でどんなやりとりがあったのか、笑顔が生まれたのか、ぜひ、知りたい。
WSの感想として、
みんなで意見を出し合って、いろんな意見を聞けて良かった。
他の領域の話にも興味を持った
タイトルは大切なのだと思った。
など、WSを通して、いろんな意見を聞けたことが良かったという感想が多かったです(*^^)v
参加してくださったみなさん、ありがとうございました。