大田原少年剣道教室 -51ページ目

竹刀のお手入れしてみよう!

一生懸命に稽古に励んでいる証拠かもしれませんが、

近頃子供たちの竹刀がささくれてしまっているのが目立ちます。



(面布団でなく面金へ、力まかせの打突が多いのかも・・・)



常日頃先生に言われていることだと思いますが

安全面に十分配慮するため、



稽古には安全な竹刀2本以上持参し、稽古前・稽古後はもちろん、

常に自分の竹刀が不備な点がないかチェックし、

万が一ささくれている、ささくれ立つ恐れがある場合は

直ちに予備の竹刀と交換すること。



事故が発生してからでは遅いので、保護者の方も

気を配っていただくよう宜しくお願いします。



竹刀のメンテナンス方法について手書きではありますが

簡単にまとめてみました。

(汚い字でスミマセン・・・しょぼん



参考にしていただき、ご家族の方と一緒にやってみましょう。


不明な点があれば、お近くのスポーツ店に聞いてみて下さい。





大田原少年剣道教室

縦のつながり

昨日は特練の日だったのですが、

近くの中学校剣道部へ出稽古にお邪魔させていただきました。




大剣の卒業生も多数在籍し、他の剣道教室だった生徒や

中学校より剣道をはじめた生徒もかわいい(?)後輩のため

快く稽古にお付き合いいただきました。



この場を借りて剣道部顧問の先生をはじめ、

剣道部員の生徒、剣道部保護者会の方々には

厚く御礼申し上げます。



1年前まで小学生として、中学生に稽古をお願いしていた生徒も

今では立派に中学生として優しく小学生に接している姿を見ると

「1年で成長したなぁ」と感心します。



小学生のうちは学年が多少違ってもやはり子供同士。

同級生と変わらない感覚の付き合い方がほとんどです。



しかし、中学生になるとやはり敬語をつかうことはもちろん、

呼び方ひとつとっても「○○くん、○○さん」から「○○先輩」へと変化し、

自然と上下関係を学んでいきます。



「先輩は後輩へ愛情を持って面倒を見る」

「後輩は先輩へ尊敬の念を持ってついていく」

社会では当たり前のルールがそこにはあります。



大剣の生徒にも今、中学生に指導して頂いたことを忘れず、

自分が中学生になったときも、後輩である小学生の指導を

してもらえたらなぁ、と常に感じております。



格言う私も、昨日お世話になった剣道部顧問の先生は

高校時代からの先輩であり、今現在も大変お世話になっております。

こんな後輩ですが、今後ともよろしくお願いします・・・汗


剣道の教え① ~一眼二足三胆四力~

剣道には昔から様々な教えがあります。


江戸時代より、「剣術」をただ人を斬るだけの方法ではなく、武士にとっての

精神修行として拡がり、さらに「人間形成」といった、人間の本来あるべき

生き方を学ぶ「剣道」として発展してきました。


「剣道」をされてない方にも、心に通ずる教えがあることでしょう。




今回は「一眼二足三胆四力」という教えですが、

これは「 いちがん にそく さんたん しりき(しりょく) 」といい、

剣道をするにあたり何を大切にすべきか、という教えです。



まず一番大切なものは「眼」である。

相手の動きはもちろん、相手の心までを見透かすような「眼」を

養わなければならない。また、何事にも集中しているかどうか、

その人の「眼」を見れば一発でわかりますよね。



二番目に大切なものものは「足」

相手の動きに応じて素早く裁くことのできるのも、相手の懐に

勢いよく飛び込んで打つことができるのも全て「足」からである。

先生方に「手でなく足で打て!」ということはこのことからですね。



三番目に大切なものは「胆」

「胆」とはおへそから少し下の部分で、体の中心にある部分です。

「肝(きも)が据わっている」(度胸がいいこと)などの「肝」という方が

分かりやすいかもしれません。「今だ!」と打ち出すとき、冷静に動作が

起こせるかどうか、広い意味で「気持ち」の部分ですね。



四番目、最後になるのが「力」

剣道では竹刀を早く振る「力」よりも大切なものが3つもありますよ、という

意味で最後になるのが力です。「力」が入りすぎた構えで、「力」任せに

竹刀を振った打ちであると、正しい剣道とはいえません。



普段の稽古の中でちょっと心掛けて見て下さいニコニコ