今の働き方と職場環境への適応が困難になった。

 

単純作業であれば、仕事とは最初はできなくても、

慣れればいいだけかもしれません。

 

しかし、障害や加齢やプライベートの変化などにより、現状維持が難しくなることもあるのではないでしょうか。

 

仕事を辞めて療養に専念する。

 

仕事を変える。

 

そのような選択肢もあります。

 

 

ハローワーク(公共職業安定所)

離職者訓練・求職者支援訓練(通称:ハロートレーニング)を提供しています。

公共職業訓練(離職者訓練)

主に雇用保険を受給している求職者の方を対象に、就職に必要な職業スキルや知識を習得するための訓練を無料(テキスト代等は自己負担)を実施しています。

 

求職者支援訓練(求職者支援制度に基づく認定職業訓練)

主に雇用保険を受給できない求職者の方(受給が終わった方も含む。)を対象に、就職に必要な職業スキルや知識を習得するための職業訓練を無料(テキスト代等は自己負担)で実施しています。

 

ハロートレーニングは、受講料無料、未経験者歓迎、就職サポートを一気通貫でしてくれます。

 

 

一方で、障害のある方であれば、企業実習や職業訓練を受けられる「就労移行支援事業」というサービスも受けられます。

 

高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)

高齢者の雇用の確保、障害者の職業的自立の推進、求職者その他労働者の職業能力の開発及び向上のために、高齢者、障害者、求職者、事業主等の方々に対して総合的な支援を行っています。

 

国立職業リハビリテーションセンター

障害のある方への職業適性等の理解・把握のための職業評価、就職に必要な技能・知識等の習得のための職業訓練、就職に必要な情報提供、指導を行う職業指導等、個々の特性・能力に応じた支援をしています。
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地域障害者職業センター

 

障害者に対する専門的な職業リハビリテーションサービス、事業主に対する障害者の雇用管理に関する相談・援助、地域の関係機関に対する助言・援助を実施しています。

 

その他

障害者就業・生活支援センター

障害者の職業生活における自立を図るため、雇用、保健、福祉、教育等の関係機関との連携の下、障害者の身近な地域において就業面及び生活面における一体的な支援を行い、障害者の雇用の促進及び安定を図ることを目的として、全国に設置されています。

就労移行支援事業所

一般企業への州章句を希望する障害のある人(65歳未満)に対して、就労に必要な知識を能力の向上を目的としたトレーニングや実習、適正を考慮した就労相談などをおこないます。

就労継続支援A型(雇用型)

障害や病気などにより一般就労が難しい人に、就労機会の提供や訓練を実施して、事業所と雇用契約を結んだ上で働くことができるサービスです。

就労継続支援B型(非雇用型)

障害や病気のある方が一般企業などでの就職、また雇用契約に基づく就労が困難である場合に、雇用契約を結ばずに働くことができる障害福祉サービスです。

自立訓練(機能訓練)

施設や病院に長期入所または長期入院していた方などを対象に、地域生活を送る上でまず身につけなくてはならない基本的なことを中心に訓練を行い、障害のある方の地域生活への移行を支援します。

 

 

たとえ障害や病気を抱えていても、就労形態の変更や環境的な配慮があれば、十分就労が可能な方も多いです。

 

新たな環境を求めて転職活動をする場合は、最初から、できること・できないことを明確に伝え、会社が対応できるか確認しておくと、入社後のギャップを避けられます。

 

 

再就職に向けて必要な知識や能力を身につければ、より選択の幅やチャンスが広がります。