みなさん、こんにちは!
ゾウ娘の出産記録を読み、もう一人欲しくなる
45歳の姐さんです。
親戚のお婆(わし方)が来てわしの家族を見ていつも泣く。
「おまえんとこはいいのー、お父さん(まさしの事)がいる。空と桃(お婆の孫)にはお父さんがおらんけ、ほんま羨ましい」
空と桃のお母さんはわしと同じ歳のいとこ。
超エリート旦那と結婚したが、海外出張の帰りの飛行機のCAと寝んごろになり離婚。
母に「父は長期の海外出張に行ってる」と言われても当時7歳の桃には何となくもうお父さんには会えないんではないかと思ってたようで、お父さん子なのに一言もお父さんの話をしなかった。
下の空が「パパ、パパ」と言って泣いててもみんな聞こえてないフリ。そして桃も。
子供なりに母の前で父の事を言ってはいけないと思ってたみたいに。
で、10歳の誕生日に「何がほしい?」と聞いたらあふれ出てきたのか「お父さん」と言ってしまった桃。
ハッ!と我に返った桃は「お父さんに会いたいのー」と思いが抑えきれずこぼれ訴えてしまった。
お母さんに言えない、お母さんに言えないと泣きじゃくる。
もう10歳。親が離婚してるなんてわかってる。でもどんな男でも桃にとっては親。
母にわし、会わせてあげれないのか?と言ったの。
かなり離婚時に揉めたので、一生会わせたくないのはわかってたけど桃の気持ちを考えて母は元夫に連絡をした。
元夫の返事は「NO」
この時、桃に父はいなくなった。
それからはもちろん一切会いたいとも言わない。
それから5年後に元夫の父(桃の祖父)が亡くなったと知り合いから聞いたらしい。
母は桃に「おじいちゃん死んだって。お葬式にいく?」
もう高校生の桃はどういう状況なのかはわかってる。
少し考えて「うん、行く」
一般の参列者にまじりお焼香をあげる母と桃。
それに気づいたのか気づかずか?
父はなんの反応もしなかったらしい。
桃もそんな父を見ても冷静だった。
「桃、辛くない?」
「え?全然大丈夫だよ。たぶんお母さんが一番辛かったんだろうなーって思う。」
「な、桃っていい子じゃろ~まさしよ~」と
そんなエピソードをまさしにコンコンと言っていたお婆。
最後に
「超エリートで男前なんかより、あんたくらいのんがちょうどええなあ」と言われてた(笑)
で、「あんたもやで、幸せやと思えよ”!」とわしもお婆に言われました。
ま、超エリートより丁度ええでっせ、お婆。