今回紹介する記事は
2024年5月23日付けの
 
「毎日新聞」の記事です。
  
【小池百合子の記者会見】


というタイトルで、
オピニオン編集部吉井理記氏が、
危機や緊急事態が、
権力者によって都合よく使われる好例であることについて、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

 ☆新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 今なお、
緊急事態宣言下のような場所があった。

記者会見である。

 首班官邸の会見には多くの制約があるのは知っていたが、
小池百合子の会見も同様だ、
という嘆きを民放テレビ局の幹部から耳にした。

 会見場に入れる記者はメディア1社につき1人。

都庁記者クラブに加われないフリー記者らはウェブの参加に限られる。

質問者を指名するのは小池百合子自身。

挙手しても指名されない人もいる。

 参加人数が絞られれば、
それだけ質問の多様性は失われ、
厳しい追及も相対的に減る。

多様性を意味する「ダイバーシティー」を盛んに口にしてきたのは、
小池百合子ではなかったか。

 都庁は危機管理、
つまり感染防止を理由にするが、
その一方で夜間、
都庁外壁に映像を投影する「プロジェクションマッピング」で、
庁舎内外に観光客を密集させる事業をスタートさせている。

 メディアが黙っていれば、
このような会見は続く。

「危機」や「緊急事態」が、
権力者に都合よく使われる好例と言ってもよいと思う。

 憲法改正論議でも、
「緊急事態条項」の創設が権力者の側からうたわれている。

原発再稼働の議論が進むが、
2011年3月11日以来、
日本は今なお「原子力緊急事態宣言」が発令中であることに、
触れることはほとんどない。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

メディアも権力者に都合よく使われることに関して、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

新型コロナウイルスが増加強いている。

にもかかわらず、
国と大手マスメディアは観測を放棄した。

しかしながら、
記者会見は人数制限を解こうともしない。

一体何なの、
この矛盾は…。

都知事選再選を果たした小池百合子が、
プロ野球始球式で骨折し、
今季絶望らしい。

いっそのこと、
退職してほしいことこの上ないのだが、
どうせAI百合子に代役やらせるだろう。

そして、
戦わないマスメディア、
果たして日本国民はどれだけ支持しているのか、
見切りをつけているのか。

誰か調べていただけるとありがたい。


(4)今後、どうするか?    

・吉井理記氏に関する記事をスクラップする。

・記者会見における人数制限に関心を持つ。

・メディアが黙っていれば権力者に都合よく使われる好例が慣例になる現実を知る。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。
  

吉井理記氏に関する記事は、
以前も紹介しました。

災害が起きる度に開かれる記者会見、
マスメディアって本当に仕事しているのか?
と思ってしまう自分がいます。


皆さんも、
官邸や知事の会見に関心を持って下さい。

危機管理を名乗りながら、
観光客を密集させる事業を始めるという、
矛盾を放置しておけば、
最後にツケを払わされるのは国民なのですから。