今回紹介する記事は
2024年3月8日付けの
 
「朝日新聞」の記事です。
  
【時短の技で 定番いつまでも 赤飯】


というタイトルで、
料理研究家堀江ひろ子氏が、
孫に頼まれるとうれしいことについて、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

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始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 堀江ひろ子氏の家では、
家族の誕生日や祝い事の時には赤飯が定番である。

祖母から母、
そして娘へと、
作り方に工夫を加えて、
受け継がれている。

 本来赤飯は、
ササゲや小豆をゆでた汁にもち米を一晩漬けて十分に水分を含ませ、
ゆで汁を切ってから1時間近く蒸すという。

時間や手間のかかる料理である。

祖母の作り方もこの方法だった。

 赤飯を簡単に作る方法はないか。

料理研究家だった母の故・泰子氏はいつも考えていたという。

ヒントを得たのは、
ある時知った中華ちまきの作り方である。

味付けしたスープともち米を混ぜて炒めて、
「半煮え」の状態にすることで、
米に汁を吸わせていた。

 「これなら時間を短くできる」。

そう考えた泰子氏は、
赤飯への応用の仕方を考えた。

煮汁の分量などを何度も研究し、
ついにレシピを生み出すことができた。

この画期的な方法をテレビの料理番組で紹介すると、
大きな反響を呼んだ。

今回は、
そんな大人気のレシピを紹介する。

 母の次にひろ子氏は、
「蒸し器がなくても作りたい」という要望に応えた。

これまでもよく使っていたという電子レンジを活用したレシピにアレンジした。

 赤飯とセットで作るのがお煮しめである。

コップで調味料をはかり、
大鍋で作っていた祖母。

甘めでだしがしっかりときいていた。

家族にとって「理想とする味」だったお煮しめを誰でも再現できるようにと、
泰子氏は4人前で作れるように研究し、
調味料の分量を決めてレシピ化した。

これも、
ひろ子氏へと受け継がれている。

 孫が来年迎える成人式のお祝いにも、
お赤飯とお煮しめを作る予定である。

「孫に頼まれるとうれしい」。

今から腕まくりして、
成人式を楽しみに待っている。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

時間を短くできる応用の仕方について、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

材料と作り方

[主な材料・4人前]
・もち米 525g(200㎖の計量カップで3杯分)
・ささげまたは小豆 1/3カップ(50g)
・豆のゆで汁(水を足した者) 350㎖
・塩 小さじ1/2強
・黒ごま 適量

1.もち米は蒸す1時間以上前に洗って水につけておく。

2.鍋にたっぷりの水とササゲ(または小豆)を入れて火にかけ、
 沸騰したら中火にし、
 ササゲが自らでないように途中さし水をしながら、
 軟らかくなるまでゆでる。

  ササゲとゆで汁とに分ける。

  ゆで汁が足りない場合は水を足して350㎖にしてフライパンに入れ、
  塩を加えて煮立てる。

3.もち米をざるにあげて水気を十分に切り、
 ②のゆで汁に加え、
 強火で時々混ぜながら汁気を全部吸わせ、
 火を止めてササゲを加えて混ぜる。

4.蒸気の上がった蒸し器に固く絞った蒸し布を敷き③を入れて広げ、
 中央をあけて、
 強火で20分蒸らす。

5.蒸しあがったら、
 あれば飯台にとり、
 全体を軽く混ぜて器に盛り、
 黒ごまをふる。


(4)今後、どうするか?

・食に関する記事をスクラップする。

・時短から応用の仕方に関心を持つ。

・赤飯と煮しめを味わう。


今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。

堀江ひろ子氏の記事は、
あと一つありますので、
後日紹介します。


皆さんも、
世代を超えて受け継がれる料理に関心を持って下さい。