今回紹介する記事は
2023年9月28日付けの
 
「北海道新聞」の記事です。
  
【苫小牧ホッキ 肉厚で甘く 水揚げ 22年連続日本一 地道な資源管理が奏功】


というタイトルで、
北寄貝の水揚げ日本一を誇る苫小牧では、
漁師たちによる長年の資源管理によって、
漁場が守られてきたことについて、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

  ☆新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 苫小牧漁港に、
ホッキ漁を終えた船が続々と入ってきた。

ホッキが、
朝日を浴びて黒や茶色に光っていた。

 苫小牧での発起漁は7月に解禁され、
漁協に所属する13隻が、
沖合300㍍ほどの遠浅の海で操業中だ。

苫小牧漁協総務部長の赤沢一貴氏は、
くし状の複数の突起が付いた漁具「けた」を引くことで、
「砂地を耕しホッキの過ごしやすい環境をつくる役割もある」
と説明する。

 殻長(貝の幅)9㌢以上のものを漁獲し、
これに満たない回は戻す。

赤沢氏は、
「漁獲には5~6年かかるが、
その分身が厚く、
ホッキの甘みをより感じられる。

苫小牧産をブランドにしていきたい」
と熱を込める。

 ホッキ卸売り最大手のマルゼン食品は、
一場での入札を終えると、
市場から15㌔ほどの同志たる前の工場に運ぶ。

 漁協女性部部長の山下真紀子氏は、
北寄貝を使った家庭料理を紹介してくれた。

 そのまま刺し身や、
塩コショウをしてふらいもよいが、
「塩一つまみを入れた湯で軽くゆで、
氷水で締めると、
甘みが引き立つ」という。

貝柱などと一緒に細めに切るカルパッチョは、
レタスやパプリカ、
タマネギなどを薄めに切り、
市販イタリアンドレッシングをかけるだけ。

柔らかく少しコリっとした食感で、
癖もない。

ピーマンとトビッコを使ったマヨネーズあえは、
お好みでしょうゆをかけると、
「お酒のあてにもよい」と勧める。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

「これが旬」最後の記事について、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

ホッキガイ(ウバガイ)水揚げ日本一は苫小牧で、
北に寄る貝なので「ホッキ=北寄」なのである。

赤身の鮮やかなホッキガイは「アメリカウバガイ」で、
ウバガイの近縁種にあたる。

殻長13㎝ほどとウバガイよりもひと回り大きく、
ゆでた足の色の赤身が濃いのが特徴である。

選び方として、
斧足部分の紫色が鮮やかで濃く、
会のサイズが大きいものがよい。

ほっかいどうでは、
主な漁場は推進10mより浅く、
沖合1㎞以内である。

北海道海面漁業調整規則により、
殻長7.5㎝以下のホッキガイ採捕が禁止されているほか、
産卵期の禁漁などが定められている。

成分・特性として、
リンやナイアシンが多めである。
北海道の主な漁獲地域は、
漁獲量・漁獲金額ともに、
胆振総合振興局苫小牧市が全道一位である。


(4)今後、どうするか?    

・食に関する記事をスクラップする。

・旬を大切にする。

・地道な資源管理を応援する。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。
  

「これが旬!」は今回で終了となりますということで、
道新における食に関する記事の連載が毎年唐突に終わることが、
残念でなりません。


皆さんも、
旬の食材に関心を持って下さい。