今回紹介する記事は
2024年1月17日付けの
 
「毎日新聞」の記事です。
  
【食べること、生きること】


というタイトルで、
論説委員元村有希子氏が、
大きな出来事が知らず知らず、
人生を方向付けることがあることについて、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

大きな出来事が知らず知らず、
人生を方向付けることがある。

 「谷根千」と呼ばれる東京の下町に訪問歯科クリニックを構える萩野礼子氏が歩んできた道は、
高校2年の冬に経験した阪神大震災だった。

 それでも登校しようと家を出ると、
生まれ育った街が火の海と化していた。

 幸い自宅は無事。

避難所で水や食事を配るボランティア活動に参加した。

気になったのは弁当を手に途方に暮れるお年寄りの姿だ。

早朝の地震で入れ歯を持ち出せなかったのだろう、
満足に食事がとれず体力をなくしていった。

 2月のある日、
歩いて繁華街へ向かう途中、
家族でよく訪れたレストランが再開していた。

メニューは、
ありあわせの野菜をスープで煮込んだポトフだけ。

一さじ一さじ口に運ぶたびに心がほぐれ、
冷え切った体が温まった。

 「食べることは人を元気にするんだ」。

少女は、
歯科医を志すことになる。

 大学院では、
病気やがんの手術で、
かんだりのみ込んだりする機能が落ちた患者に関して、
義歯などの工夫で支援する専門分野を修めた。

 大学病院で経験を積み、
開業したのは41歳の春。

身体障害・認知症・神経難病など、
様々な理由で通院が難しい患者の自宅を訪ね、
治療にあたっている。

 外来でなく訪問診療をメインに据えた。

その人が何を食べ、
何に困っているのか丸ごと知るには自宅で診る方がいい。

 最期が近い人の食が細いのは、
入れ歯の不具合だけが原因ではない。

献立や食べる姿勢の工夫で食生活が改善する患者もいる。

食べることは生きることにつながる。

 近年は、
校内環境の悪化がさまざまな病気を引き起こすことが知られるようになった。

地元の歯科医たちも避難所を回ってアドバイスしている。

心強く感じる一方、
長期化による影響が気にかかる。

 「落ち着いたら現地へ行って、
おいしいものを食べてもらいたい」

 実は、
萩野氏には「調理師」という、
もう一つの顔がある。

そのいきさつは、
次回のこの欄で紹介したい。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

食べることは生きることについて、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

歯は大事である。

幼少期より言われてきたことだが、
幸運にも虫歯は今のところない。

食べることは生きることにつながる。

この言葉、
当たり前と思われるが、
震災で入れ歯を持ち出せなかった人たちは、
まともに食べることができなくなることを鑑みると、
当たり前とは言えない。

歯科医師の存在は欠かせないと気づかされる。


(4)今後、どうするか?    

・元村有希子氏に関する記事をスクラップする。

・食べることは生きることという考えを忘れない。

・歯磨きを毎日欠かさない。

…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。
  

元村有希子氏に関する記事は、
以前も紹介しました。

歯の重要性を感じる記事です。


皆さんも、
自分の歯を大事にして下さい。