今回紹介する記事は
2024年1月12日付けの
 
「朝日新聞」の記事です。
  
【手をかけ過ぎない 母の教え】


というタイトルで、
料理研究家後藤加寿子氏が、
和食と子育ては手をかけ過ぎないことについて、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

  ☆新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 季節を尊び、
相手を思って料理する。

茶のこころは家庭料理にあると考える後藤加寿子氏は2年前、
都内に料理店を開いた。

 椀もの・あえもの・炊いたもの…。

器を選び、
旬の素材とだしの相性のよさを実感できる献立は、
飾らず豊か。

和食と食育という、
長年の活動の実践である。

ともに経営するのは次女のすみれさん、
キッチンに立つのは若手の料理人と、
次世代にバトンをつなぐ願いをこめている。

 日常のおかずのことに関して、
後藤氏は「おまわり」と読んで育った。

京都の言葉で、
最近は「おばんざい」と知られているが、
ごはんのまわりに並ぶので、
おまわり。

白ごはんに合うもの同士、
ハンバーグやシチューの隣に、
野菜や乾物の小鉢はなじむ。

 「和食を特別の日のものから、
身近に降り戻す提案を続けたい」。

日本の風土から生まれた味は私たちの口に合い、
レシピも理にかなう。

暮らしが無駄なく気持ちよく、
まわっていく。

 好きなおまわり「てっぱい」を作る。

辛みへの驚きから名の付いた「鉄砲あえ」が転じたとされる、
九条ネギの辛子酢みそあえである。

よそゆきなら赤貝やホタルイカなど魚介を加え、
普段着はお揚げさん。

寒さで甘みを増した青ネギは、
季節のごちそうである。

 おいしく美しく仕上げるには、
青い色を生かしてゆで過ぎないことと、
油揚げの余分な油はとること。

酢みその配合は、
大きなスーパーなら関西以外でも手に入る京風白みそを使って決めた。

甘みや塩分はそれそれなので、
味を見ながら加減していただきたい。

 後藤氏は母から聞いた、
「和食と子育ては手をかけ過ぎない」
という言葉をいま、
思い出すという。

「それぞれの持っている本来の力を生かす。

見守ることの大切さを教えてくれていた」




(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

和食と子育ては手をかけ過ぎないことについて、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

材料と作り方

[主な材料・2人前]
・九条ネギ(なければワケギなどの青ネギ) 4本
・油揚げ 15㎝角1枚
・酢みそ(京風白みそ 40g、
砂糖 大さじ1、
煮切り酒 大さじ 1/2
米酢 大さじ2/3
練り辛子 小さじ1/2)

1.九条ネギは洗って根を切り落とす。

 鍋に湯を沸かし、
 ネギの葉の側を持って白い部分を湯につける。

 底に押しつけて曲がるようになったら青い部分も入れる。

 色が鮮やかになったらざるに引き上げて、
 そのまま冷ます。

 あら熱が取れたら長さ4㎝ほどに切る。

2.油揚げの油抜きをする。

 沸かした湯に油揚げを入れてすぐ引き上げ、
 流水の下でやさしくもみ洗いして皿に油をおとす。

 水気をペーパータオルに押しつけて切り、
 食べやすい大きさの短冊切りにする。

3.酢みその材料を混ぜ合わせる。

 辛子の量は控えめにいれ、
 味を見て加減する。

4.九条ネギと油揚げを酢みそとさっくり混ぜ合わせる。


(4)今後、どうするか?

・食に関する記事をスクラップする。

・おまわりに関心を持つ。

・「和食と子育ては手をかけ過ぎない」ことを忘れない。


今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。

後藤加寿子氏の記事は、
これにて最後となります。


皆さんも、
「手をかけ過ぎない」教えに関心を持って下さい。