今回紹介する記事は
2023年11月17日付けの
 
「朝日新聞」の記事です。
  
【香り立つ柑橘 庭がくれる幸せ】


というタイトルで、
料理研究家細川亜衣氏が、
熊本の清らかな水と庭の恵みを生かしたデザートについて、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

 ☆新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 熊本に移り住んで14年。

東京育ちの細川亜衣氏を魅了したのは、
熊本の豊かな自然と清らかな水だった。

 寒くなるにつれ、
柑橘類がおいしくなる。

細川氏の家の庭にもたくさんの木がある。

ハッサクにキンカン、
ネーブル、
ユズ…。

そのほとんどが自身で苗を選び、
植えたものである。

 大学卒業後に渡ったイリアで最初に暮らしたのは、
新釜でパンを焼き、
野菜や果実を育て、
家畜を飼うような家庭だった。

ワインも日々の食材もほぼすべて自家製。

毎日の献立はとてもシンプルだったが、
週末になると手打ちパスタをつくったり、
お父さんが釣ってくる魚を食べたりと豊かな暮らしだった。

 忘れられないのはシチリアの家庭でお世話になった時のこと。

「庭にはたくさんの柑橘の木が茂っており、
朝一番にお母さんがオレンジをもいで、
手でジュースを搾ってくれるのである。

真っ赤なオレンジジュースと手作りのケーキやジャム、
パンとバターの朝食は本当に幸せな時間だった。

私もいつか家にたくさんの果樹を植えたいと願うようになった」

 熊本でその願いが叶い、
毎秋柑橘がたわわになり始めると、
庭を歩きながら「きょうは何を作ろか」と考えをめぐらせることもあるそうだ。

 今回教えてもらった「水寒天」は、
熊本の清らかな水と庭の恵みを生かしたデザートである。

木の上で完熟した甘い柿を凍らせた“氷柿”に、
ぎりぎりの柔らかさで固めた水寒天、
そこにさわやかな香りと酸味、
苦味を感じる柑橘蜜をかける。

「蜜は今回カボスで作った。

柑橘は潔く1種類にしたほうが香りは引き立つ」。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

清らかな水と庭の恵みを生かしたデザートについて、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

材料と作り方

[主な材料・作りやすい分量]
・約6人分の水寒天(糸寒天 2.5g・水 500㎖・グラニュー糖 15g)
・柑橘蜜(好みの柑橘・柑橘と同量の氷砂糖)
・柿 中2個

1.柑橘蜜を作る。

 柑橘を薄切りにし、
 氷砂糖と交互に文に入れて氷砂糖が解けるまで1週間ほどおく。

2.糸寒天を短く切って、
 一晩たっぷりの水にひたしておく。

3.寒天の水気を切り、
 鍋に入れて水とグラニュー糖を加えて中火にかける。

 煮立ったら混ぜながら弱火で2分ほど煮る。

 ぬらしたさらしを重ねて敷いたざるで、
 寒天液を流し缶にこし入れる。

 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固める。

4.氷柿を作る。

 透き通るくらいまで熟れた柿を選ぶ。

 皮をむいて冷蔵庫で冷やし固める。

5.器に薄切りにした氷柿を平たく盛る。

 四角く切った寒天をのせ、
 柑橘蜜をかける。

柑橘蜜は果物のマリネやヨーグルトにかけたり、
また紅茶にたらしたりしてもおいしい。


(4)今後、どうするか?

・食に関する記事をスクラップする。

・柑橘類を摂取する。

・清らかな水に関心を持つ。


今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。

細川亜衣氏の記事は、
これにて最後となります。


皆さんも、
柑橘類と清らかな水が織りなすデザートを味わってみましょう。