今回紹介する記事は
2022年11月12日付けの
     
「北海道新聞」の記事です。
      
【2秒の魔】


というタイトルで、
エッセイスト飛鳥圭介氏が、
人は与えられた生を全うしなければならない、
2秒の間を抱えて生き抜くしかないことについて、
紹介しております。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

 ☆新聞記事の紹介について
(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 当欄の読者からのお手紙で、
「2秒の魔」
というのを知った。

 ある日、
彼女は道の駅に出荷するため車を運転していた。

そこに細い横道からいきなりオートバイが出てきて、
事故となった。

乗っていた高齢男性は半日後に死亡したが、
彼は家族からもうオートバイに乗るのはやめてほしい、
と言われていたところだったらしい。

 後日、
裁判所で彼女は1カ月の免許停止と講習を2回受講するよう言い渡された。

そして裁判所の人からこう言われたという。

 「あなたは“2秒”運の悪い人である。

2秒早ければ、
あるいは2秒遅ければ事故に遭うことはなかっただろう」

 まさしく
「2秒の魔」
である。

相手の交通違反で事故になったとはいえ、
この2秒は生涯悔いるであろう魔になってしまった。

 まことにワシらの人生は、
「一寸先は闇」。

何事が起こるやも図りがたい。

だからといって、
すくんでいたら何もできないのだ。

 2秒のまでさまざまな難事に遭遇した人は多かろう。

“運が悪かった”
というしかないこともあまたある。

それでも、
人は与えられた生を全うしなければならない。

2秒の間を抱えて生き抜くしかない。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

“2秒の魔”を抱えて生き抜くことが人に与えられた運命であることについて、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

今年の北海道は冬が早いと思う。

去年と一昨年は、
師走に入っても自転車を乗ることができたためだ。

今年は霜月末日に雪が積もり、
師走初日から自転車に乗ることすらできない。

そして今年も恒例の如く、
冬タイヤでもなく平然と車道を斜め横断する自転車が存在する…。

この輩を警察は捕まえない…。

今回の記事は、
2秒の魔である。

自動車を運転する者でも、
そうでないものでも、
噛みしめる必要がある。

2秒早ければ、
2秒遅ければ、
2秒が生涯悔いるであろう魔になる

「一寸先は闇

人間社会のマニュアルです」。

四半世紀以上前のドラマで使われた台詞を思い出す。

運が悪かったで片付けたくても片付けられないこともある。

やり直したくてもやり直せない後悔は誰にだってある。

それでも、
人は生きなければならない。

2秒の間を抱えて生き抜くしかない。

間違っても自ら命を絶つようなことだけはしないでほしい。

自戒を込めて記す。


(4)今後、どうするか?

・飛鳥圭介氏の記事をスクラップする。

・2秒の魔と一寸先は闇を忘れない。

・人は与えられた生をまっとうしなければならないことを噛みしめる。


今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。

飛鳥圭介氏の記事は、
以前紹介しました。

北海道の冬は、
車を運転する者にとって、
疲れる季節であります。

ゆえに、
2秒の魔を念頭にしてほしいと、
自戒を込めて記します。


皆さんも、
「一寸先は闇」を念頭に生きて下さい。

めでたいことに狂喜乱舞するのはご自由ですが、
人間社会のマニュアルを忘れると、
生涯悔いるであろう魔がやってきます。

自戒を込めて、
生き抜くこと、
生を全うすることを諦めないで下さい。