どこの街にもある 全域サービスと「分館化」の流れ | 道新聞スクラップノート
図書館「超」活用術
最高の「知的空間」で、
本物の思考力を身につける
【第5章 2.どこの街にもある 全域サービスと「分館化」の流れ】
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2014年時点で、
全国に公共図書館は3246館ある。
2004年には2825館だったので、
この10年間で15%ほど増えたことになる。
理由として考えられるのは、
老若男女だれでも居場所がある公共施設として、
図書館のニーズが高いことである。
「国民の4人に1人が65歳以上」
という高齢社会になった日本では、
今後さらに
「誰もがおもいおもいの時間を過ごせる空間」
としての図書館が求められそうである。
サービスのいい図書館がある街には、
移住者も増える。
街のブランド価値を上げるのである。
図書館を設置していない自治体も減り、
全国の市では98%、
政令市と特別区は100%と、
ほぼすべての街に図書館がある。
日本中どこにいようとすぐ図書館に行ける、
というわけにはいかないが、
都市部に限れば、
ずいぶん図書館へのアクセスは良くなってきている。
大阪府・堺市に住んでいる自分の場合、
自転車で15分以内消える公共図書館は3館ある。
県立の図書館や市立の中央図書館といった大きい図書館ばかりに目がいきがちだが、
分間など小規模なものなら、
案外、
近くにもあるものである。
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