今回紹介する記事は
2021年8月7日付けの
     
「朝日新聞」の記事です。
      
【トウモロコシをゆでる 固定観念を捨てれば絶品】



というタイトルで、
コラムニスト鈴木義郎氏が、
自分でも気づかぬうちに、
頭が固い誤解が山ほどありそうなことについて、
紹介しております。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

 ☆新聞記事の紹介について


(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 固定観念に縛られると、
本当のことを見誤ってしまいがち。

そんな思い込みを振り払った時、
初めて事実を知ることがある。

 先日、
八百屋で朝に収穫したばかりのトウモロコシを買い求めたときのこと。

「できるだけ早く、
ゆでてくださいね」
という若奥さんに、
「帰ったら、
すぐ塩ゆでします」
と即答。

 すると、
「だめ、
だめ。

塩を入れちゃ!」
と顔をしかめるではないか。

「えっ?

なんで」
と言ったきり、
ポカンとしてるこちらに、
懇切丁寧に説明してくれた。

 塩を入れると、
トウモロコシの粒中にある水分が流れ出て、
同時にゆで汁へうま味も逃げ出してしまうらしい。

知らなかった。

さらには、
家庭で簡単にできるゆで方も教えてくれた。

 トウモロコシの皮は全部、
むかずに1・2枚残すこと。

粒を直接、
湯に触れさせないことで、
張りとうま味を守ることができる。

 ゆでるのは、
フライパン。

3センチほど水を張り、
沸騰したらトウモロコシを並べ、
ふたをする。

ゆで時間は表と裏を各1分、
合計で2分。

この程度でじゅうぶん。

 ゆで上がったらラップでくるみ、
水分の蒸発を防ぐ。

しばらく置いて粗熱が取れたところで、
プリプリのトウモロコシにかぶりつこう。

 これまでは、
「今年のトウモロコシは甘みがない」
などと文句を垂れていたけれど、
何のことはない。

間違ったゆで方をして、
洗い流していただけのこと。

 身の回りをうかがえば、
こんな誤算は山ほどありそう。

自分でも気づかぬうちに、
頭が固い親父になるのだけは、
勘弁願いたい。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

固定観念に縛られる危険性に関して、
トウキビを使って紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?
 
スイートコーンは、
紀元前より栽培されてきた作物である。

品種により、
種類も用途もさまざま。

「玉蜀黍」は仲秋の季語である。

とうもろこしをとうきびと呼ぶのは、
北海道弁らしい。

全国各地で、
とうきみ・なんばん・なんば・とうみぎ・とうむぎ、
などと呼ばれている。

固定観念に縛られると、
本当のことを見誤ってしまいがち。

かくいう自分も、
とうきびは焼きよりも、
塩ゆでの方が好きだ、
と言って、
ゆでる時に塩を入れるのが当然と言っていた。

自分でも気づかぬうちに、
頭が固いオヤジにならないようにするのは、
思いの外難しい。

情報洪水の時代、
本家本元に聞くのが一番なのかもしれない。


(4)今後、どうするか?

・とうきびに関する記事をスクラップする。

・固定観念に縛られないよう努める。

・迷ったら本家本元に聞く。


今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。

鈴木義郎氏の記事は、
以前紹介しました。

固定観念に縛られると、
頭が固くなるのは老若男女関係ないと思われます。


皆さんも、
とうきびをゆでることから、
しなやかさの重要性を今一度考えましょう。