今回紹介する記事は
2021年7月9日付けの
     
「北海道新聞」の記事です。
      
【和牛並みの味 お手頃に 交雑種「帯広牛」をブランド化 十勝から全国へ】

 


    
というタイトルで、
帯広市内の農業生産法人トヨニシファームは今夏、
ブランド牛「帯広牛」を立ち上げることについて、
紹介しております。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ています。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 トヨニシファームが手掛けるブランド牛「帯広牛」の販売が始まる。

ブランド化にこぎつけた同法人の小倉修二社長は、
「帯広のブランドとして、
その名に恥じない商品ができた。

販売を通じて全国に地域の魅力を発疹したい」
と話す。

 「帯広牛」は黒毛和牛とホルスタインを掛け合わせた品種で、
肉のうまみを決める脂肪酸「オレイン酸」を多く含むナッツ類を粗飼料に加えるなど、
工夫を重ねてきた。

 和牛より3割ほど安い価格帯を意識して生産している。

関税引き下げにより輸入牛との競争が激化する中、
和牛並みの味を手頃な価格で味わえることをアピールし、
全国の取引先に売り込む。

 農林水産省によると、
酪農も盛んな道内では、
肉牛の8割近くをホルスタインが占めている。

雌を乳牛、
雄を肉牛にするためだ。

だが近年は、
雌の出生を増やす技術の影響などで、
雄の数が減少。

同法人も従来は、
ホルスタインの「豊西牛」を主に生産してきたが、
仕入れコスト上昇を受けて方針を転換。

今後は和牛とも勝負できる高雑種に力を入れる。

帯広牛は1500頭を肥育中で、
来年には2千頭に増やす。

小倉社長は、
「消費者に長く根付く商品にしたい」
と話している。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

道産牛のブランド化に関して、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

道産のブランド牛のさらなる発展を目指している。

歴史的経緯から乳用種・肉用種・役用種・兼用種に分けられている。

肉用牛や乳用牛というのは、
用途による区分である。

品種として、
在来和牛が改良された品種である黒毛和種、
黒毛和種よりやや劣るといわれるが、
放牧能力に優れている褐毛和種(あかげわしゅ)、
雄は肉用の重要品種であるホルスタイン(雄)、
がある。

肉用種と乳用種(ホルスタイン雄および交雑種)の割合は、
北海道では1:2だが、
全国規模で見ると2:1と逆転している。

牛肉は低温で8~10日間保存してから店頭において販売されているもの「熟成」といい、
やわらかくおいしい牛肉となる。

店頭では「国産牛」という表示がみられるが、
品種にかかわらず国内において肥育され食用に供させる牛肉を意味する。

牛肉の安全問題に関して、
国内全ての牛には10桁の番号を付け、
生産から流通、
販売まで一貫して管理するという、
「トレーサビリティー法」が施行されている。

2004年から12月から義務化されており、
北海道牛肉についてはチクレングループの牛肉情報公開システムから検索できるので、
ぜひ利用してほしい。


(4)今後、どうするか?

・北海道の牛肉に関心を持つ。

・道産牛肉に関する記事をスクラップする。

・手頃な価格で味わえる肉を提供する店を探す。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。

帯広牛のブランド化が花開くことを願ってやみません。


皆さんも、
地元のブランド化に関して、
関心を持ちましょう。

特に北海道は、
素材一流、
でも…と長く言われてきました。

そろそろ、
「でも…」から「だからこそ」に変わる時と思われます。