今回紹介する記事は
2021年6月21日付けの
     
「北海道新聞」の記事です。
      
【給食に道内グルメ 食育楽しく】



というタイトルで、
札幌伏見支援学校もなみ学園分校栄養教諭大橋望氏が、
地元の魚介類や野菜を食育に取り入れる取り組みについて、
紹介してます。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ています。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

 ☆新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 小学校から高等部までの給食献立、
レシピづくりが主な仕事である。

 昨年、
中心となって考案した「札幌黄のかき揚げ丼」をメインに据えた献立が、
「第15回全国学校給食甲子園」(認定NPO法人21世紀構想研究会主催)で優勝、
準優勝に次ぐ特別賞に輝いた。

札幌黄は、
札幌特産のタマネギ。

実際に学校で出し、
人気を博していたメニューで、
「子どもとつくり上げた。

受賞できて幸せ」
と喜ぶ。

 月1回、
「帯広風豚丼」、
「小樽あんかけ焼きそば」、
といった道内のご当地グルメを取り入れた
「北海道大好き献立」の日を設けている。

校内の壁に貼った北海道地図に、
献立写真や地域情報を落とし込み、
食から広大なふるさと北海道について学ぶ機会にもしている。

 壁には1週間の献立も掲示し、
児童生徒が気に入ったものにシールをつけていく、
「人気メニュー投票」も行っている。

見慣れない食べ物を口に入れられない子どもが多く、
食に親しんでもらうための工夫だ。

「話題を共有することで、
みんなでご飯を食べる楽しさを知ってほしい」
と大橋氏は話す。

 大橋氏は札幌市出身。

後志管内余市町や石狩管内新篠津村での勤務時代、
地元の魚介類や野菜の美味しさに驚いたことが、
食育に力を入れる原点という。

 子どもに新鮮な味を伝えたいと、
今後、
農協の協力を得ながら、
札幌産野菜の仕入れを増やす考えだ。

「食べられるものが増えていく姿を見るのが励み」
と成長を見守る。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

北海道の食育について、
紹介された記事のため。


(3)自分はどう思うか?
 
札幌野菜の一つ、
札幌黄を使用した「札幌黄のかき揚げ丼」が、
全国学校給食甲子園で特別賞に輝いた。

食育に取り組む大橋望氏の業績は、
農林水産省のご当地給食でも紹介されるほどだ。

月1回、
道内のご当地グルメを取りえれた「北海道大好き献立」の日が、
自分の通っていた学校にもあったらよかった。

パン食が週三日、
麺食とご飯食が週一日だった。

上の世代は、
パン食が当然、
残すことすら許されず、
居残りで食べるしかなかったつらい話を聞いていたので、
自分は比較的恵まれていたのかと思う。

札幌伝統野菜は、
ブログを始めた初期に取り上げた。

数年前、
札幌大球(キャベツ)を購入した。

先週、
初めて札幌なんばんを購入した。

昨日、
札幌黄を購入した。

サッポロミドリ(枝前)と札幌白ごぼうは未だお目にかかったことはないが、
出合うことが楽しみである。

大橋望栄養教諭の食育が、
全道に広まることを願ってやまない。


(4)今後、どうするか?

・札幌伝統野菜に関する記事をスクラップする。

・食育に関心を持つ。

・食べられるものが増える素晴らしさを忘れない。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。

札幌伝統野菜に関する記事は、
以前紹介しました。

好きこそものの上手なれ。

食から北海道について学ぶ機会につなげることは、
幸せなことです。

自分も純粋な頃は、
地理歴史に関しては、
スポーツや大河ドラマを絡めて、
勉強することが楽しみでした。


皆さんも、
北海道の海産物や農産物が、
食育の原点となることを意識してみて下さい。

次の世代に誇れる強みが、
北海道にはあるのですから。