今回紹介する記事は
2021年2月21日付けの
     
「北海道新聞」の記事です。
      
【外国切手紹介本を自費出版した収集家】

 


    
というタイトルで、
小学5年生で始めた趣味の切手収集において、
傘寿を前にした現在も続ける釧路市の山崎富男氏の「好奇心」について、
紹介しております。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ています。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

 ☆新聞記事の紹介について

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始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

山崎富男氏は、
小学5年生で始めた趣味の切手収集に対して、
傘寿を前にした現在も続ける釧路市の収集家である。

2020年11月、
収集品の一部である外国切手約5千枚を紹介した、
フルカラー500ページの本
「彫刻凹版切手に魅了されて」
を出版した。

オホーツク館内雄武町出身の79歳。

実家は簡易郵便局で、
切手は身近な存在だった。

小学5年の時、
花などが描かれた記念切手の美しさに、
心をつかませた。

外国切手が醸す異国の雰囲気にも感銘を受け、
収集を続けた。

「収集品は整理してこそ」
が信条。

絵画や風景、
動植物などのテーマごとに分類し、
台紙に貼り付ける。

さらに、
本やインターネットで図案の意味や、
発行目的も調べて書き込む。

収集家としての人生を形に残そうと、
自費出版を決めた。

「彫刻凹版」とは、
金属の版面に画線を彫ってからインキを詰め、
紙に転写する印刷技術。

偽造防止に有効な上、
仕上がりが高い芸術性も備え、
この技術が生まれた欧州を中心に、
多くの彫刻凹版切手が誕生した。

本にはタイトル通り、
「魅了された」切手を厳選。

20部のみ制作し、
知人や愛好家仲間のほか、
釧路市と北見市、
雄武町の図書館に寄贈した。

約70年間、
趣味を貫いた原動力は、
「好奇心」の一言に尽きる。

「世界の地理や歴史・自然・人物・名画…。

知る喜びを広げてくれる」。

少年のような笑顔で語った。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

継続は力なりについて、
身をもって証明した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

十年は夢のよう、
百年は夢また夢、
千年は一瞬の光の矢。

松本零士著「新竹取物語千年女王」
アニメにおけるOP歌詞を思い出す記事である。

約70年間、
趣味を貫いた原動力は、
「好奇心」の一言。

継続は力なり、
コツコツ地道に続けることが、
どんな小手先のテクニックをも凌駕することを証明する記事ではなかろうか。

「収集品は整理してこそ」

掃除が苦手な自分にとって、
耳の痛い話だが、
選挙に強い事務所は綺麗に掃除がなされているという話と、
通じるであろう。

欧州で産声をあげたという彫刻凹版は、
偽造防止に有効な上、
高い芸術性も備えていると言われ、
日本の紙幣印刷にも生かされている。

詳しくは、
お札と切手の博物館をご覧いただきたい。

世界史を紐解くと、
木版印刷や活版印刷など、
印刷術が文化の様相を一変させてきた。

八十路間近の山崎富男氏が残した功績は、
単なる趣味と言ってしまえばそれまでだろうが、
コツコツ地道に継続することは、
才能の一つではないかと思えてならない。

努力という言葉が、
まだ死語ではないと確信できる記事である。


(4)今後、どうするか?

・何かしら自分の趣味を継続する。

・ブログの発信を続ける。

・継続は力なりを忘れない。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。

好きこそものの上手なれ

とても素晴らしいお手本が、
山崎富男氏の活動であると思えてなりません。


皆さんも、
自分なりでよいので、
何かコツコツ継続してみて下さい。

地道に愚直に続けることこそ、
自身を守る武器にも防具にもなるはずです。