今回紹介する記事は
2021年2月12日付けの
     
「毎日新聞」の記事です。
      
【対策 漫画で風刺】


というタイトルで、
菅義偉政権の対応をツイッターで批判した風刺漫画
「#100日で収束する新型コロナウイルス」(@jgz485)が話題になっており、
作家ぼうごなつこさんの連載にかける思いについて、
紹介しております。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

「描く材料がありすぎて、
絞るのに苦労している」。

そう言ってぼうごさんは笑う。

連載は2020年12月22日にスタート。

1回分が数コマ程度とコンパクトで、
政権をストレートに批判しているのが特徴だ。

これまで菅義偉や安倍晋三、
自民党の二階俊博、
西村康稔などの言動に、
吉備石視線を送ってきた。

初回は、
安倍晋三政権が2020年4月に出した、
緊急事態宣言についてだった。

「やっと」出したが、
検査体制が不十分だと指摘。

また、
二階俊博や菅義偉が旗振り役となった一連の「Go To事業」も、
問題視した。

2回目では、
菅義偉が東京五輪パラリンピック開催への「決意」を重ねて表明し、
巨額の費用が投入されることに苦言を呈した。

特に注目されたのは、
1月3日にアップされた13日目だ。

菅義偉が、
「ブレーキ(感染防止)とアクセル(経済回復)を同時に踏みながら、
悩みながら判断をしている」
と語った点を取り上げた。

漫画では多くの人が乗ったトラックが暴走し、
その運転席にいるのが菅義偉だと表現し、
「問題は…ハンドルを握っていないことだった」
と迷走ぶりをバッサリ。

漫画で描いているように、
菅義偉政権の対策は、
「現実に向き合っていない」
と手厳しい。

例えば東京五輪にしても、
「菅義偉は、
『人類が打ち勝った証』
として開催すると繰り返している。

願望ばかりのように聞こえる」
と反発する。

さらに、
現場の「頑張り」に頼りきりで、
医療関係者を疲弊させているのではないか、
都も感じている。

各種世論調査でも、
菅義偉政権の対策評価は低い。

ぼうごさんの漫画が注目される背景には、
こうした世論がありそうだ。

もともと、
ぼうごさんは支持政党もなく、
「選挙では、
与党がやっていることがおかしかったら野党に入れるというスタンス」
だったという。

時事問題について、
漫画で発信し始めたのは、
10年ほど前からだ。

「第2次安倍晋三政権が発足して随分たってから」
政治に強い危機感を抱くようになった。

「森友学園」の国有地売却問題や、
安倍晋三主催の「桜を見る会」問題を巡り、
政権に都合の悪い公文書や記録が改ざん、
廃棄されたためだった。

2020年春には、
当時の安倍晋三政権による対策などを風刺した
「100日で崩壊する政権」
の連載を開始し、
書籍化された。

現在の連載を始めた動機について、
ぼうごさんは、
「自身も不安で何かせずにいられなかった」
と語る。

タイトルを「#100日で収束する新型コロナウイルス」にした理由は、
「政治に理想をもって現状に『嫌』と言う大切さへの願いを込めた」
という。

一般国民目線で、
政治ウォッチするぼうごさんの試みは、
これからも続く。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

ぼうごなつこ氏について、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?
 
新聞の取り上げが遅い、
あまりにも遅すぎる。

全国紙は2020年に、
一体何をしていたのだと、
ふと問われても、
致し方なかろう。

ぼうごなつこ氏については、
「100日で崩壊する安倍晋三政権」掲載時から、
自分は目にしていた。

実際、
100日で崩壊はしなかったが、
どんなことがあっても、
死ぬまで恋々と地位にしがみつくと思われた安倍晋三が、
二度目の詐病による職放り投げを予測したことに、
正直驚いた。

ぼうごなつこ氏は、
お金をもらって仕事として、
連載をしているわけではない。

にもかかわらず、
的確に風刺漫画を連載することに対して、
敬意を表すると、
松戸市議会議員が感服していたことを思い出す。

一人でも多く、
ぼうごなつこ氏のことを認知して欲しい。

さすれば、
もう少しましな世の中になるやもしれない。

そのためには、
新聞の存在が欠かせない。


(4)今後、どうするか?

・ぼうごなつこしのツイッターを随時確認する。

・不安の時は何かをする。

・一般国民目線の政治ウオッチを行う。


今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。

ぼうごなつこ氏のような方が、
一人でも多く増えることが、
世の中を少しでもましにすることと思えてなりません。

皆さんも、
ぼうごなつこ氏を応援しましょう。

テレビニュースより明らかに、
まともなことが紹介されております。