今回紹介する記事は
2019年6月14日付けの
  
「北海道新聞」の記事です。
   
【イトウ第2世代 自然繁殖 尻別川支流 全国初 人工繁殖させ放流、結実】

 


 
というタイトルで、
絶滅危惧種の淡水魚イトウの保護団体が繁殖活動にて、
「再導入」に全国で初めて成功したことが、
全国に復活の可能性を示したことについて、
紹介しております。

 

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ています。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

 新聞記事の紹介について

 


(1)内容の要約

 

イトウは、
サケ科で国内最大の淡水魚である。

 

絶滅危惧種の中でも、
絶滅の恐れが2番目に高いIB類に指定され、
「幻の魚」とも呼ばれる。

 

イトウの保護団体「オビラメの会」(後志管内ニセコ町)は、
同管内倶知安町の尻別川のイトウ復活をめざし、
1996年に結成した。

 

人工繁殖させた稚魚を支流で流してきた。

 

今年5月3日、
放流した稚魚が成長して生んだ子世代(第2世代)が、
自然繁殖行動をしているのを確認した。

 

イトウの生態に詳しい釧路市立博物館の野本和弘学芸員によると、
人の手を離れて自然繁殖させる「再導入」が確認されたのは全国で初めてという。

 

どうすれば絶滅河川に再導入できるかを知る上で、
戦線的な事例になると評価する。

 


(2)なぜこの記事を切り抜いたか 

 

絶滅危惧種を再導入する可能性を広げる努力をコツコツ続けたことが、
実を結んだ記事のため。

 


(3)自分はどう思うか?
 
ニシンの豊漁に続き、
イトウ第2世代自然繁殖と、
北海道では今年、
魚に関して嬉しい報告が続けている。

オビラメの会は、
イトウを復活させようと地元の釣り人有志が結成した保護団体。

 

約四半世紀の間、
有志の方々によって、
継続した人工繁殖と稚魚放流が成果を出したことに、
敬意を払う。

 


(4)今後、どうするか?

 

何かを成し遂げるには、
地道にコツコツと継続する。

 

「その場しのぎ力」や「天賦の才」、
「本番の強さ」が重宝される世において、
これらと縁が遠い自分が生きていくには、
継続を力にすることが求められると痛感する。

 

オビラメの会に関する記事を収集する。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。

 

「オビラメの会」は成果を出すために、
約四半世紀に渡り、
数多の困難に耐え、
辛酸を嘗め、
忍耐を貫いたのでしょう。

 

コツコツ地道に継続することが、
万事に渡りとても大切であることだと、
感じてなりません。

 

イトウとオビラメ会については、
今週続けて取り上げようと考えております。


皆さんも、
絶滅危惧種の淡水魚イトウについて、
関心を持っていただけると幸いです。