今回紹介する記事は

2019113日付けの

                              

「北海道新聞」の記事です。

  

【自民改憲案めぐり札幌で討論】

 

というタイトルで、

2019112日、

かでる27において開かれた集会について、                     

紹介しております。

 

つもどおり、

「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。

 

(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

 https://ameblo.jp/otaru10teine20jouhou30/entry-12504795390.html

 

1)内容の要約

 

2019112日、

かでる27大ホールにおいて、

「『憲法改正問題』を真剣に考える。」討論会が開催された。

 

パネリストは、

自民党石破茂氏、

立憲民主党山尾志桜里氏、

共産党仁比聡平氏である。

 

石破氏は、

92項の戦力不保持や交戦権否認を次の条文(9条の2)でひっくり返すという自衛隊加憲がふさわしいのか、

かなり違和感があると主張し、

首相に聞きたくても、

『総理だから』と答弁しなかった経験談を語った。

 

 

 

山尾氏は、

書かれてなければ、

解釈で変えていいという考えを許さないためにも、

何処までさせるかなど憲法に書き、

統制をかける必要があると主張した。

 

仁比氏は、

安倍加憲は集団的自衛権を認められた自衛隊の追認となり、

憲法9条の平和的理念に逆行すると批判した。

 

 

(2)なぜこの記事を切り抜いたか                       

 

自分が当日参加した集会に関する記事のため。

 

 

(3)自分はどう思うか?

 

当日、

大ホールが満席のため、

4階の会議室において、

インターネット中継で視聴した。

 

後から来た人達は入れず、

泣く泣く断念したそうである。

 

会議室を見渡すと、

大半が退職したと思われる年齢層で、

私より若い人はいなかったかもしれない。

 

さて、

御三方が共通してあげた、

『日米安保協定』の文字がこの記事において、

一度も出てこないことについて、

この記事を担当した記者御三方は、

どういうつもりなのかお聞きしたい。

 

新書『知ってはいけない』を事前に読んでいたため、

この集会に参加したことは

大変意義のあるものだった。

 

憲法9条をについて、

日米地位協定を無視して語ってはいけない。

 

「安倍政権を許さない」が基本姿勢の仁比氏の発言に拍手が一番大きかったのは間違いない。

 

但し、

国会議員の中でも防衛マニアと言われる石破氏と、

立憲を知り尽くした女性議員である山尾氏の発言は、

思っていた以上にわかりやすく、

聞きやすかった。

 

国民に対し、

真摯に、

丁寧に、

簡潔な言葉で伝える能力とは、

こういうことなのだと正直驚いた。

 

「日米地位協定は見直すべき時に来ている。」

 

「不文律は書いていなくても守るんだという前提が崩れた、

これから崩れかねない状態で憲法をどう考えるか。」

 

「大勢の人々が参加しないと、

民主主義が成り立たない。」

 

「正確な情報が伝わらないと、

民主主義は成り立たない。」

 

「主権者である国民と正面から向き合うことを避けてはいけない。」

 

珠玉の言葉や金言は、

まだまだあった。

 

実際に、

自分の目で見る、

自分の耳で聞く、

自分の身で感じる。

 

これに勝るものはないという、

当たり前を当たり前に実感した一日だった。

 

(4)今後、どうするか?

 

日米地位協定について、

新書を読む。

 

自分の指示する意見と反する意見にも、

耳を傾ける包摂力を持つ。

 

情報は、

できるかぎり、

自分で見る・聞く・感じることを大事にする。

 

 

…今回も自分の勉強がてら、

まとめてみました。

 

「ブラウン管じゃわからない景色が見たい。」

 

四半世紀前の歌詞を思い出します。

 

百聞は一見にしかず、

自ら動くことは悪いことではないし、

そのために事前準備をして臨むと、

思いがけないお宝を見つけることができると感じました。

                                                                       

皆さんも、

本当にほしいものを手に入れる際は、

自分を信じ、

勇気を持、って

受動的な伝聞ではなく、

能動的な体験で得る行動をお勧めします。

 

結果が良きにしろ、

悪しきにしろ、

その経験が、

血となり、

肉となり、

骨となり、

自身の財産となるはずです。