今回紹介する記事は
2018年12月4日付けの
「北海道新聞」の記事です。
【「読解力」を高めよう】
というタイトルで、
「思考力・判断力・表現力」を伸ばすため方法について、
国語専門塾「みがく」の坂本明美塾長、
北海道国語教育連盟事務局次長を務める高橋伸教諭、
日本新聞協会NIEアドバイザー兼札幌市立屯田北小の朝倉一民教諭が、
紹介しております。
いつもどおり、
「4つ」の視点この記事を見ていきます。
(4つの視点についてはこちらをご覧ください
https://ameblo.jp/otaru10teine20jouhou30/entry-12504795390.html)
(1)内容の要約
①理解する
読解力は文章を読んだり聞いたりして、
内容を的確に理解する能力を言う。
読み書きの基礎がなければ読解力は身につかない。
語彙力をつけるには、
「分からない言葉あったら辞書を引くこと」である。
新聞記事では、
面白いと思った部分には、
線を引いてみる。
②要約する
評論文や説明文については、
著者が何を言いたいのか要約してみる。
必要なのは相手の気持ちを考える想像力である。
「いつ・どこで」
「何が(誰が)」
「何をした(何があった)」
を踏まえて、
新聞記事を短くまとめる。
③表現する
「相手に伝えることができて初めて、
国語は歓声と言える。」
表現力を育むには、
作文が有効である。
新聞記事を読んで感じたこと、
疑問だったことを書く。
一「意見」、
二「理由」、
三「客観的なデータ」
記事に対する賛成、
反対意見を聞く。
四「反対意見」
五「同意(確かに)」
六「反論(しかし)」
七「もう一度意見」
(2)なぜこの記事を切り抜いたか
小学生・中学生向けの記事だが、
自分が行っている新聞切り抜きの根幹が記載されているため。
(3)自分はどう思うか?
札幌商工会議所主催夜間講座において、
重複する内容があり、
重要だということである。
新聞記事に線を引く、
要約するは、
自分が試みていることである。
主張、
根拠、
理由は論理的思考に必須である。
反対意見を受け止め(接続詞「確かに~」)、
賛成意見を推す(接続詞「しかし~」)手法について、
小学校時代からのトレーニングが望ましいことだが、
時は戻せない。
されど、
日々この手法を継続しようと考える。
(4)今後、どうするか?
「いつ・どこで」
「何が(誰が)」
「何をした(何があった)」
を意識する。
反対意見を受け止め(接続詞「確かに~」)、
賛成意見を推す(接続詞「しかし~」)手法を駆使することで、
自分に賛同しない人間であっても、
聞く耳を持つ可能性を高めることはできると思われる。
…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。
新聞記事を要約することで、
「思考力・読解力・表現力」を高めることは、
社会人からでも可能ではと感じました。
皆さんも、
一「意見」、
二「理由」、
三「客観的なデータ」
四「反対意見」
五「同意(確かに)」
六「反論(しかし)」
七「もう一度意見」
という流れで、
作文を作成してみてはいかがでしょうか。