今回紹介する記事は

2018年11月24日付けの

 

「北海道新聞」の記事です。

  

【地方議会の未来を描く】というタイトルで、

北大公共大学院を修了した、道議二人と登別市議を中心に、

北大にて開かれたシンポジウムについて、

紹介しております。

 

いつもどおり、

「4つ」の視点この記事を見ていきます。

 

(4つの視点についてはこちらをご覧ください
https://ameblo.jp/otaru10teine20jouhou30/entry-12504795390.html

 

 (1)内容の要約

 

地方議会の未来を拓くため、

北大にてシンポジウムが開かれた。

 

北大公共政策大学院を修了した道議二人と登別市議を中心に議論を深めた。

 

①地方議員になった契機

 絶望、

 これではいけないと感じていた時に出馬。

 

 ショックを受け、

 かじ取りになろうと帰郷。

 

 前例踏襲への怒りと地域の愛着。

 

②日常の議員活動

 道民のどんな層に恩恵や不利をもたらしているか、

 足りない点を行政に指摘、

 政策提言型の質問。

 

③選挙とは

 命はとられないが戦。

 

 地縁血縁が一番強く、

 きれい事では勝ち抜けないと感じている。

 

④議員定数・報酬・なり手不足

 住民は議員に「プロフェッショナル」を求める。

 

 誇りを持って安定的に仕事ができる担保が不可欠、

 大きな会派の意向で決めさせない住民の考え方を反映させることが必要。

 

⑤登別市議会

 議会改革でマンネリ化させないための自己評価表の作成をし、

 議会基本条例を年一回読み直す効果を持たせる。

 

⑥道議会

 本会議や委員会の一字一句まですり合わせる答弁調整は、

 道民の無関心を招く。

 

 政務活動費を情報公開することが、

 議会改革を進める上で効果的である。

 

 

(2)なぜこの記事を切り抜いたか

 

北海道議会及び地方議会議員のなり手不足対策について、

書かれた記事のため。

 

 

(3)自分はどう思うか?

 

参加した会合で、

北海道の政治についても白熱討論が展開され、

自分の無知さを知り、

このままではいけないと思っていた時に、

この記事が目に入った。

 

三人が議員になった動機である、

絶望、

怒り、

愛着、

は他分野における動機にも応用できそうである。

 

議員のなり手不足対策として、

副業で議員ができるような、

夜議会の環境整備の話が出てきてもよかったのではないか。

 

「てにをは」まですり合わせる学芸会に失礼な、

道議会の慣例が治らぬ限り、

「打出の小槌」としての生活費も改善されず、

閉鎖的議会が変わらないのだろう。

 

 

(4)今後、どうするか?

 

次回道議会選挙において、

「答弁調整」、

「政務活動費」、

「情報公開」、

の現状改善を訴えて出馬する人間を支持する。

 

既得権益者ではなく、

住民一人ひとりのために働く議員を一人でも多く、

議会に送り込むべし。

 

…今回も自分の勉強がてら、

まとめてみました。

 

絶望、

怒り、

愛着、

は誰もが、

どの分野においても、

自分を奮い起こす根源となると感じました。

 

皆さんも、

地方議会について調べることで、

少しでも自分に活かせる何かを探ってみては、

如何でしょうか。