今回紹介する記事は

2018年11月23日付けの

 

「北海道新聞」の記事です。

  

【盗撮と依存症】というタイトルで、

作家星野智幸氏が、

各自核論において、

支配欲は誰もが陥る危険性があることだ、

という話を紹介しております。

 

いつもどおり、

「4つ」の視点この記事を見ていきます。

 

(4つの視点についてはこちらをご覧ください
https://ameblo.jp/otaru10teine20jouhou30/entry-12504795390.html

 

 (1)内容の要約

 

行政などが住民の行動を管理することと、

個人が覗き見することで、

「支配」することは、

同じ性質の行為、

つまりは表裏だと考えてよい。

 

盗撮犯の逮捕に協力した友人は、

盗撮というのが完全に依存症だな、

と思ったそうだ。

 

欲望に自分が乗っ取られ、

自分では止めることができないのではないか。

 

だから、

誰もが落ちる可能性のあることだ。

 

大半の人は、 

犯罪ではない、

問題にならない水準の依存を抱えており、

小さな依存を分散させて、

バランスをとっている。

 

これが悪化すると、

いらだちのぶつけ方が、

支配欲に特化されて現れ始める。

 

支配欲は歯止めを失うと、

エスカレートして止まらなくなり、

本格的に依存症の域に入る。

 

依存症に本当に必要なのは、

懲罰以上に、

治療である。

 

専門的知見からの治療や矯正プログラム、

当事者研究的な互助が必要だろう。

 

私達はどんな形態の支配欲に取り憑かれるか、

わからない。

 

他人事ではない事件である。

 

 

(2)なぜこの記事を切り抜いたか

 

社会的問題及び、

睡眠不足、

疲労、

ストレスにより爆発する自分にも関係ある記事のため。

 

(3)自分はどう思うか?

 

物事を自分の管理下におきたいという心は、

結びつく。

 

規則性に重きを置く自分は、

取引先を怒らせ、

甚大なる迷惑をかけた。

 

この記事はその問題を解決する一つの手助けになるかと思った。

 

小さな依存を分散させて、

バランスをとるというのは、

少し整理整頓して、

小さな達成感を重ねることに似ているのではないか。

 

完璧主義ではなく、

七分勝ちが上出来、

とすぐに変えていけないが、

後日に持ち越す余裕という勇気を持つことが必要なのではないか、

と強く痛感する記事である。

 

 

(4)今後、どうするか?

 

実現困難な完璧主義から、

現実的な七分勝ちを目指す。

 

無理にやらず、

後日に回す。

 

休む時は、

自分の心と体を大切に、

丁寧に休ませる。

 

特に繁忙集週の月末月初は、

睡眠を十分とる。

 

…今回も自分の勉強がてら、

まとめてみました。

 

行政の監視と個人の覗き見は、

表裏一体であること。

 

依存症は誰もが持っており、

何時でも支配欲に変換するものであること。

 

依存症に本当に必要なのは、

懲罰以上に治療であること。

 

他人事ではないと切に感じます。

 

 

皆さんも、

自分の依存症は何なのか、

これを機会に振り返ってみてはいかがでしょうか。

 

自分を守る何かを得られるかもしれません。