一月は私の誕生月。
下旬には誕生日休暇取って またもや東鳴子に行ってました。
折しも出発した日は東日本に大雪警報が発令されており、新幹線を待つ間に東京駅でも横殴りに雪が降り始めていました。
それでも仙台までの間はいずこも雪は降っておらず、古川辺りでようやく白いものが見え始めたくらいでした。
鳴子行きの陸羽東線はいつも学生さんや地元の人、観光客で混んでいる感じ。
もう5回目ともなると通い慣れた感じです。あいも変わらず高友旅館さん。
もうスタッフさんとも顔馴染みで安心感があります。
何をするでもなく、風呂入ってごろ寝して、粉雪舞う外の景色見ながら一杯やってと贅沢の極みです。
隙間風吹きこむ窓辺に置いとくと、いい具合に冷酒ができる。
お部屋はね、こーんな感じでボロだけど、木枠の窓なんて今時じゃあ見かけないし、いい感じじゃあござんせんか?
窓枠が額縁になって墨絵の世界を見ているようです。
テレビは東京の大雪のニュースでもちきりでしたが、この辺じゃあ雪なんて珍しくもない。どこ吹く風です。
東鳴子の駅も到着時と帰宅時ではこんなに変わりました。
踏みしめる自分の足音と風に舞う雪の音だけの世界は、心地よい寂しさを生み、自分の誕生日を無の中に戻してくれるようでした。
いつもありがとう。東鳴子温泉!