賢太郎さんのロンドン公演が盛況だったようで

何やらうれしそうなテンションがこちらにも伝わってくるブログの更新がありましたね。

その中に地元の人から「モンティパイソンの影響を受けているね」と言われて「図星」と言うておられましたが、あーやっぱそうなの。

賢太郎さんの作品の中からほんのり香るモンティパイ臭を私も感じておりましたよ。

でも小林さんのお年頃では、日本で放送してた時期はまだ幼稚園くらいなんじゃないの?リアルタイムで見ていたとはとても思えないんだけど…

私は東京12chで放送が始まったとき、親に隠れてこっそり見ていました。

なんかわけわからないけどやたらと毒々しかったり、ヱロかったり、ナンセンスの塊のような番組だなあと思いつつも、その奇想天外さに惹かれて金曜22時になるとひとり茶の間でテレビを見ておりやした。

いにしえの昔日本ではゲバゲバ90分という番組があったけど、まああんな感じ。(それすらわからない人のほうが多いや)

モンティパイソンをどんな番組か紹介するのは骨が折れることですが興味のある人は絶対見たほうがいいと思う。

英国人の痛烈な皮肉や素っ頓狂なユーモア、ばかばかしいコントは私を魅了してやみません。

賢太郎さんの作品の中には一見バラバラなエピソードがどこかでつながっておりそれを見つけていく楽しさがあって、まさにモンティパイソンなのですよ。GBLなんかがそれに近いかなあ。

かの番組を作り上げていたのがこれまたケンブリッジだかオックスフォードだかのとんでもなく高学歴な人たちで、いうたら東大・京大あたりのエリートスーダンがとてつもなくあふぉなコントをやらかしている感じですね。頭逝ってるとしか思えないような内容でしたが、あの人たちのギャグをちゃんと笑うには世界史とかをもう一度紐解かないとわからなかったりするのでお勉強にもなりました。

主要メンバーの中で一番好きだったのがエリックアイドル。金髪ですっとぼけた甲高い声の早口お兄さんでしたが、その吹き替えを担当していたのが広川太一郎氏。エリック・アイドルが出てくると、もう声が広川さんしか出てこないほどピッタリな吹き替えのキャスティングでした。

ラーメンズのコント「インタビュー」でマイカル本牧さんが吹き替えてたのがまさに広川さんだったですねえ。小林さん大変お上手でした。マイカルさんの吹き替え聞いてエリックさん思い出した人は多分少数だとは思うけど絶対いるはずだよ!

今日の私の話はわけがわからないと思いますが、説明はしないよ!めんどくせーもん。

わかる人だけ楽しんでください。そして共感してください。

モンティーパイソン最高だったよねー。

ついでにビートルズのパクリバンド「ラトルズ」とか作っちゃって、それも面白かったですが。

そして、あの集団の中に若き日のミスタービーンがちらほら出てたことは知らなかったことにしておこう…。