根菜のおいしい季節がはじまる。

 

菜種油と醤油だけで仕上げる

古式根菜炒り煮は秋から冬にかけての定番料理だ

 

いつの間にか(戦後?)

鶏肉入りの筑前煮と

呼ばれる方が一般的になっている。

 

それは九州方面から肉食人が入ってきて

一部食べる習慣が始まったから

筑前は福岡県のこと、早くから国際都市だった。

 

ほとんどの日本人は砂糖もみりんも鶏肉も入らない

根菜炒り煮を食べていた。

 

 

山形の郷土料理芋煮、今では牛鍋のようになってしまった芋煮も

元はヴィーガンだった。

東北の伝統食材車麩を素揚げして入れるのが

未来食流。これも味付けは醤油と酒だけ、

平茸と椎茸とネギをおともに

だしは昆布。

まだ細い若い大根が初秋の味わいを楽しませてくれる。

 

 

カブがそろそろ食べられるようになってきて、きゅうりはもう最後。

今頃のカブの葉のぬか漬けはカルシウム補給剤としても大切

おいしい。

 

 

小松菜も育ってきた。

日本人は菜っぱから、揚力外カルシウムを補給していた。

煎ってすりつぶしたくるみに

ゆでて締めた豆腐を混ぜた砂糖無しの白和え衣で

ゆでた小松菜を和えた、くるみ白和え。

炒り煮や芋煮と対照的な冷菜だけど、別のコクと旨味がある。

 

 

ネギが美味しい季節になったので、

炊いたもちアワと混ぜて塩を振り、油揚げ煮詰めて

焼いてみた。醤油垂らして食べるとうまい!

 

 

タマネギと高野豆腐ともちきびで作る

子供たちにも大人気の熱々卵とじ風鍋も秋冬の定番、

これも調味料は昆布と醤油と酒だけ。

 

 

大豊作の山栗をみんなで剥いて

醤油炒り煮に!

砂糖で甘く煮た栗より何倍もおいしい!

な食べ油と醤油だけクッキング。

 

 

りんごと栗を合わせて塩味で煮たコンポート

りんごの酸味のある甘さと水っぽさ、

栗のパサパサもこもこした個性がお互い打ち消しあったり引き立てあって

辞められない、止まらない、おいしいデザートに!

 

潰してパイのフィリングにしても楽しめる。

 

 

 

 

 

 

 

14回目の重版決定のベストセラー

 

 

 

大谷ゆみこプロフィール

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▼体の運営術としての食をマスターして自分軸を取り戻す!

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