自然食がもたらした若きエコロジストの死
もう25年くらい前です。
友人から友達が倒れたとの電話がかかってきました。
倒れて病院に運ばれたら、
血小板を作り出すことができない
再生不良性貧血との診断。
年はまだ二十代後半、
3ヶ月、長くて半年の命だと言われているというのです。
早くからエコロジー運動に目覚めて活動していた彼女のことは
友人から良く聞かされていました。
環境に優しい食事ということで、
自然食品を料理してまじめに
菜食生活を続けていたということです。
かけつけた病院で彼女と色々話してみて、
彼女自身が、自分ほど自然食をきちんと実践している人間はいないと思っていること、
そして、その間実践していた自然食の知識が
彼女の体を破壊したことがわかって、
とてもやりきれない気持ちになりました。
彼女が信念を持って実行していた食生活は、
食と命のバランスシートからまったく外れた食生活だったのです。
食といのちのバランスシートについて詳しくは
パートナーがつぶつぶ料理を学んで運び、
3年近く入院生活ながら元気に生き延びました。
血小板の輸血が必要だったので病院を出ることができないでいるうちに、
病院内感染による他の病気で亡くなりました。
こんなにまじめに生きようとしていた彼女が
間違った自然食で命を落としたことは、耐え難い衝撃でした。
つづく
つぶつぶ料理を体感できる。
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