洗濯の水のすがすがしい冷たさ。
お日様を浴びてふんわりと乾いた服やシーツを取り込むときの
ほんわりとあったかい手ざわりと香り。
家作りや薪割りの達成感。
土のにおい。
体の中をも駆け抜ける風。
刻々と変化し続ける木々のおしゃべり。
‥‥止むことのないいのちの協奏曲。
それまで煩わしい雑事だと思いこんでいた、日々のすべてが
生きる快楽に満ちていました。
自然と一体感を感じる暮らし、
現代の価値観にどっぷりと浸かっていたころには
想像することもできなかった感覚です。
雑穀が、
灰をかぶってくすんで見えていた日々の暮らしに
かけられた魔法を解いてくれたのです。
医者にも薬にも縁のない、健康な日々、
暮らし転換の大冒険は今も続いています。
つづく
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