桜が咲きましたね。
このところ、難儀が重なっている家内が
誕生日を迎えましたので
希望を尋ねますと
「白い孔雀が見たい」と申しました。
世に生きる美しい姿
鶴や白鳥やフラミンゴよりも
別格の存在である。と、断言するので
ちょいと遠出しました。
普段なら「二人で行って来なよ」と言う倅も
母親を心配してか、珍しく一緒に付き合ってくれました。
「孔雀」倅は間近できちんとみたことが無い
と申しました。
私も白孔雀などいたかな
ハテ、記憶にありませんでしたが
「モノは何にも要らない。白い孔雀と会いたい」
嫌気で疲れた顔からそのように直視されては
「あーそう」としか言いようがありませんで
私も、倅も彼女に伴って訪れたわけでございます。
松に登る孔雀
仲良く遊ばせていただき私は満足しておりましたが、家内は違う違うと申しますので
老体にムチをうって別館へ参りますと
お目当てさんにようやく。
前回は羽を広げてくれたんだそうですが
白孔雀、オスばかり五羽はいたかと思いますが
全羽、畳んだままでございました。
「存在感に見惚れる」
「己の羽が白いこと、広げると美しいこと、羽の模様も、自身はわかって生きているのかな」
「地球🌏の生物の中で、よくぞこのデザインの鳥がうまれたものです」
「それにしても鳥が多いと臭いわね」
ずっと話すので黙って移動してと
桜と富士山を眺め、いちごを購入して戻りました
皆様におかれましても
陽春をお楽しみくださいませ