中国で「小心」の日本人。待遇はダブルスタンダードへ。
本格的に雪ですね。ここ新宿にも積もり始めています。
離れ離れになってしまった皆さん、元気で過ごしていますか?
そんなセンチメンタルな気分です。
中国は、お正月に入りました。仕事が進まないため、今週は少し気分的に楽です。
休みが明けたら、さっそくまた上海に行きます。
中国では、すっかり日本人が「小心(ケチ)」に思われてきてしまっています。
以前は、韓国の人がケチだと思われてきましたが、日本人も仲間入りしているようです。
それは日系企業の給料の安さから、来ているものです。
日本でもそうですが、欧米の外資系企業の給料は高いのです。
すぐにクビになったりして不安定ですが、圧倒的に給料が良いです。
なので、中国のエリート大学生からは、日本企業は就職先として遠慮されてしまっているのです。
欧米企業の、「社員が流動的になっても、実力次第で良い待遇にすぐになれる。」という風土が、今の中国人にマッチしているのです。
日本企業は、「日本の本社が賃上げ出来ないのに、海外支社だけ上げるわけにはいかない。」という考え方です。
いい人材は、欧米企業にとられてしまうのです。
もはやダブルスタンダードにするしかありません。
日本の安定した雇用形態が実はガラパゴス化しているのです。
また、日系の飲食サービス業が、あまりにも生活密着型すぎて「小心(ケチ)」だと思われる業種が、目立ってしまっています。
日系はコンビニやラーメン屋、牛丼屋などのチェーン店だらけです。実にしょっぱいです。
そこで、上海で私が日本人が誇れる贅沢な店をやろうと思ったのです。
「しょっぱくない日本人もいるんだぞ!」というのを上海で見せてやります。
アゲていきます。上海での日本人のイメージを。
出来る人には給料をバンバンあげます。(できない人はさげます。)
ダブルスタンダードを導入します。
本社でもね。
乞うご期待。