夜カフェ「宇田川カフェ」が流行る理由。カフェで働きたい人にアドバイス。
やっと社員面談が終わった。
半年に一回、マンツーで社員面談を行っている。今回は5~60人を面談した。
本を出版したり、ブログを書いているお蔭か、私に対するつまらない勘違いをする社員が居なくなったようだ。
伊藤忠商事の社長曰く
「仕事ができない人間ほど、ルールに対して細かい文句を言う」とのこと。
ブログを書くのも悪くないのかなと思った。
社員がこのブログを読んでいるのか分からない。
誰一人として読者登録をしていないのは、ちょっと気味が悪い。
身内では「羊毛とおはな」の”羊毛君”だけだ。えらいぞ。
実は「おはな」さんだったらしい。→コメント来た↓。
面談で一番おもしろかった人。は「宇田川カフェ」のもう一人の店長、夜担当「T様」こと高木だ。
「V6」の岡田君をマスタード味にしたような感じの高木君は、ドリンク担当で、元祖「夜カフェ」を支える夜店長だ。
昼店長の渋谷のカリスマ、元祖読モ「森倫子」の休んでいる間、いろいろと頑張ってくれた。
彼がいるお蔭で、夜でも旨いラテや、コーヒーが飲める。格段にクオリティーがあがっている。
ラテが好きでたまらないらしく、シアトルやオーストラリアまで最近は研究に行ったりしている。
マシンの展示会やバリスタの大会にも積極的に顔を出している。
そのT様が面談でこう言った。
「自分のエスプレッソマシンを店に置きたいのですが。」
「は?」
「自分のエスプレッソマシンを今の店のマシンと並べて置いてもらいたいんですが。」という。
そもそも「宇田川カフェ」の今のマシンは「桜丘カフェ」と共に「LA-CIMBALI社」のもので、一年くらい前に「宇田川にも」と言われて導入したものだ。決して悪くない。
「自分でローンを組んで、なんなら工事費も出しますので、置かせてください。」という。
そのマシンは200万円位のものだが、業者に交渉して少し安くしてもらって、ローンが組めるように交渉も進んでいるらしい。
意味が分からない。
「入れ替えるならわかるが、2台別々に使ったら味が違うものを提供することになっちゃうだろ。」というと。
「自分だけが触りたいんです。」というので。
「そろそろ自分で店をやるって言ってたろ、自分の店に置けばいいだろう?」というと。
「来年は運気が悪いと出ているんです。細木数子的に。」だって。
ひっくり返ったよ。
「宇田川カフェ」は「桜丘カフェ」の200V電圧と違って建物の関係上100Vのマシンを使っている。
これはとても残念な話なのだが、高木曰く「ラテの100ボルト界ではすでに無敵です!」だと。
なんだよ!100ボルト界って!
またひっくり返ったよ。すごいよお前は。
これでは絶対に不味いラテや珈琲は出さないよ。「宇田川カフェ」の珈琲は旨いはずだよ。
とても忙しいけど、ブレンドはもちろんハンドドリップで淹れている。
”カフェ”だからこだわるのは当たり前なんだけどな。
カフェで働きたい人にアドバイス。
”マシンでブレンドコーヒー淹れてるようなカフェで働かないほうが良いぞ”
久しぶりにカフェの話になったな~。