コトルの城壁にも、ヴェネツィアのシンボル、有翼の獅子さんはいらっしゃいます。
海洋博物館に展示されていた古地図。現在は、ヴェネツィアから、スロヴェニアあたりのアドリア海北部を指し示す、ヴェネツィア湾(Golfo di Venezia)が、ここモンテネグロあたりまでも含んでいたみたい。
地図左から、現在のクロアチアのドブロブニク、中央ヘルツィグ・ノヴィ、右奥コトルと当時の名前で記されていました。
もう一つ時代を感じさせてくれた展示品がこちら。オスマン・ヴェネツィアン戦争の際に、コトルの支配者層からヴェネツィア本国への救援依頼の手紙。
歴史を感じる旅はいつも好奇心を高めてくれ、幸せにしてくれる。いや、もちろん当時この手紙を書いた人たちはそんなのほほんとした気分では到底なかっただろうけれども。