つづき

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そのまま帰って泥のように寝た。

朝起きて酔いが覚めると、好きでもない場所で盛り上がっていた自分に少し嫌気がした。

お酒飲んだ後はよく嫌気がさしたけど、この日は1つだけ違ったことがあった。

れなからLINEが来てた。
今度2人で遊びにいきたいなー、的な内容だった。

まだこの時、この子のことは全然信用してなかったけど、女の子側から誘ってもらうのは嬉しかったし、会ってみたいと思った。

それから2週間くらい、ちょくちょくら連絡をとり、2人で渋谷で飲もうということになった。

会うのは緊張していたけれど、自分の友人や知り合いとなんの繋がりもない人なんだと思うと、なんとなく気が楽ではあった。

待ち合わせ場所で見たれなも、変わらずすごく可愛かった。

大学生でお金があった訳でもないし、そんなに気合を入れていた訳ではなかったので、普通の大衆居酒屋に入って飲んだ。

最初は気まずさがあったけど、お酒も入って、クラブで話した時みたいに盛り上がった。

好きなタイプとかの話になっても、あからさまに俺のことを言ってきて、この子すごいなって思った。
髪が長めが好き、とか、ピュアな人が好き、とか、華奢な人が好き、俺くんみたいな人、とか。

俺も適当に合わせて、れながタイプって言ったに近いことを言った。

2人で会うこと自体も割と急な展開だったし、デートもたいしてしたことなかったから、自分でも何してるのかよく分からなかった(笑)

デートして喋ってる自分のことを、外側から客観視に見ていて、意識はどっかにいっちゃった感じ。

酔っ払ってるからなのか、居酒屋を出てからもれなはベタベタくっついてきて、なんとなく恥ずかしかった。
お互いカラオケが好きだってことで、二次会はカラオケに行くことになった。

カラオケ行く途中で、また手を繋がれてた。

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つづく