ペロブスカイト技術を過剰生産から守るために
市場性を無視した過剰生産で経済を乱している国があります。鉄鋼、アルミ、セメント、板ガラス、高速鉄道、ソーラーパネル、EV(電気自動車)・・・。過剰生産による低価格輸出が国際問題化しています。
✴✴✴✴過剰生産の実態✴✴✴✴
鉄鋼を見ると、粗鋼生産量は約10億トンで、日本や米国の10倍以上です。世界の大手30社鉄鋼企業の内17社が中国の会社だ。EV(電気自動車メーカー)は、中国に100社以上あるとされています。この事業は、儲かりそうだと思うと雨後の筍のように生まれている。そしてともかく大量に作ってシェアを取ったものが勝ちという考えか、中共政府も金融機関も際限なく国際競争のために支援しているという。
ソーラーパネルがいい例で、かつて日本は世界シェア40%あったが、今はほぼゼロだ。
✴✴✴✴過剰生産の国際問題化✴✴✴✴
米国は、中国製EVに100%の関税をかけた。EUも38%の関税を決定した。ところが何故か日本は慎重な姿勢だ。幸い日本でBYD社のEVの購入者はごくわずかだ。しかし同じ姿勢では、他の製品でソーラーパネルと同じ道をたどる可能性もなくはない。ソーラーパネルもリチウムイオン電池もLEDも多くは日本の開発した技術だ。
このままでは、新しいペロブスカイト太陽電池も水素社会も、いつの間にか侵略されてしまいかねない。
✴✴✴✴技術を守るために断固とした姿勢を皆で✴✴✴✴
工業製品だけではない。農産物も新しく開発した苗を、無断で持ち出して大量生産をしている。他の知的財産を守る意識が全くないのだから、法的措置はまったく効き目はない。
TEMUというメーカーがネット通販ででてくる。それもびっくりする価格の製品ばかりだ。貧困層は少数民族を使って安く製品を作って輸出している。私達もこのような製品を買わない運動を広げる必要がある。
そして、政府は、過剰生産を許さないという意思を明確に示す必要がある。数年前に韓国に課したように、関税だけではなく、輸出制限などの措置をおこなうべきです。日本の技術を守る責任は政治にある。
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ペロブスカイト太陽発電アドバイザー情報誌 Pervskite Energy Report
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