超小型衛星にペロブスカイト太陽電池、宇宙で実証実験 |  NPO法人日本住宅性能検査協会 建築・不動産ADR総合研究所(AAI)

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超小型衛星にペロブスカイト太陽電池、宇宙で実証実験

目的:

  • 関西大学が開発した超小型衛星「DENDEN-1」に、リコーの宇宙用ペロブスカイト太陽電池を搭載し、軌道上で実証実験を行う。
  • 国内初の実用的なペロブスカイト太陽電池モジュールの宇宙実証。

課題:

  • 従来の人工衛星用太陽電池:重量が重く、打ち上げコストが高い、宇宙線による劣化、十分な発電量を得られない。

ペロブスカイト太陽電池の期待点:

  • 低照度での高い発電量
  • 宇宙線への高い耐久性
  • 将来的にフレキシブル化や軽量化が可能

実証内容:

  • DENDEN-1にペロブスカイト太陽電池セル(発電素子)を8直列搭載したモジュールを搭載(大きさ:40mm×60mm)
  • 人工衛星の傾きと照度に対する発電量モニタリング
  • 宇宙空間での耐久性評価

期間:

  • 約半年間

評価:

  • 取得したデータを関西大学、JAXA、リコーの3者で検証

DENDEN-1衛星概要:

  • 1辺10cmの立方体を基本構造とした「キューブサット」
  • 打ち上げ時サイズ:100×100×113.5mm
  • 軌道上展開時サイズ:309×204.5×113.5mm
  • 質量:1.32kg

搭載機器:

  • 宇宙用ペロブスカイト太陽電池
  • キューブサット最適化宇宙用IMM3J太陽電池ガラスアレイシート
  • 超小型人工衛星用民生リチウムイオン電池
  • 固-固相転移型潜熱蓄熱材(SSPCM)を活用した電源温度安定化デバイス

期待される成果:

  • 宇宙環境におけるペロブスカイト太陽電池の性能と耐久性の検証
  • 将来的な宇宙開発におけるペロブスカイト太陽電池の利用可能性の評価

参考資料:

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