もう善良なお年寄りを悪徳リフォーム業者の食い物にはさせません！！
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ＮＰＯ法人日本住宅性能検査協会、
「リフォームセミナー市民講座」を開講
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増加するリフォーム詐欺の対策とリフォームのコツを
具体的な事例を中心に分かりやすく解説します。
ＮＰＯ法人日本住宅性能検査協会（理事長/大谷昭二、）では、悪徳リフォーム業者に付け入られたり、不安を煽られ、しなくても良い工事をさせられるなどの
問題の対策と失敗しない工事を行うためのセミナーとして、「リフォームセミナー市民講座」を開講することになりました。昨今の事件等により、現在の住宅問題、高齢化問題に大きな波紋を呼んでいる「リフォーム問題」を具体的に現場の一人者が語りながら、地域社会における「リフォームの目利き」を育てる試みです。
■増えるリフォーム工事トラブル：
近年、リフォーム工事をめぐるトラブルが増加しています。国民生活センターには
０４年度、年間９，０００件近い相談が寄せられ、中には裁判となる事例も相次いでいます。相談者の平均年齢は６３．７歳（０４年度）。６０歳以上で６割を超える。契約金額は平均１６３万円にもなります。
このトラブルで多いのが「無料点検商法」です。阪神、新潟、福岡と相次ぐ大規模地震で増えているのが「耐震性」への不安をあおり、「点検」を口実に入り込む手口です。
また、シロアリ駆除業者は、家を見て回った後「床下にコンクリートのひびが入り、家が
傾いている。地震があったら危険だ」と工事を迫るケースも目立ちます。
「見本工事商法」も大いに注意すべきもの。他にも、「リフォーム後の家をチラシのモデルに使わせてくれれば、大幅に値引きする」とか「キャンペーン期間中なので、今だけ安くできる」など言う「期間限定商法」も目立ちます。
■今こそ「地域社会の目利き」を育てよう：
このような状況を改善するために開始するのが「リフォームセミナー市民講座」です。「リフォームセミナー市民講座」では、契約書の結び方、業者選定の仕方、見積書の見方、内装について、建物構造等の知識を分かり易く説明し、地域社会における「リフォームの目利き」を育成する一助になると存じます。受講者には終了後に「修了書」を授与し、今後のサポートについても対応いたします。このように、「リフォームセミナー市民講座」では、リフォーム問題の裏に存在する手口を具体的に解き明かしながら、本来のリフォームが目指すべき終りの住処としての住宅リフォームのあり方を探ります。
■ 第２回 リフォームセミナー 市民講座
「標準契約書とは」
「悪徳業者の手口」
「エコ素材」
「水回りの設備」等
開講日：H.23.02予定