勘違いしていた小多田です。


本日、母が誕生日を迎えました。
僕の記憶が確かなら六十何回目のBIRTHDAYなのですが、
49歳になりました、とのことです。
まだまだ若いです。



上京してから父の日、母の日、誕生日、にはプレゼントを欠かさないようにしてきた。
大したものは送れないけど、気持ち程度の物を。我ながら良くできた息子だ、と思っています。

で、いつも何を送ろうか悩むんですが、
親父は楽なんです。とりあえずお酒を送っておけば、赤ら顔で喜んでくれる。

母親も贅沢はしないし慎ましいタイプなので、高価なものじゃなくてもだいたいの物を送れば喜んでくれる。

ただ…
ずいぶんと前、三年くらい続けて母の日にお花を送った時のこと。
「ありがとう。毎年気ぃ使ってくれんで大丈夫ですよー。
気持ちだけで十分やで。
それになー、お花は枯れるしなー。
まあ、せっかくやったら残るもんの方がいいかなー。」と。

僕はてっきり喜んでくれていると思っていたし、お花を貰って喜ばない女性はいないと思っていたし、
なんなら男の僕でもお花を貰うとやはり嬉しいもんです。

それだけになかなかショックだったのを覚えています。


そんな今年、外すのもいやなのであらかじめ欲しいものをメールできいてみた。

「なんか欲しいもんあるかな?」

「特にないかなー。気持ちだけで大丈夫です。気を使わないで!」

「まあそう言わずに。逆に、これは要らんわってもんは?」

「お花はいいです」

………。

即答でした。
なんなら食い気味の返信でした。メールなのに。

プレゼントを送るのって難しいもんですねー。