視覚の情報を脳へ効率よく伝えるために必要なたんぱく質を、

大阪バイオサイエンス研究所チームがマウスで発見した。


動体視力の優劣に関係しているとみられることから、

素早い動きが特徴の人気アニメキャラクター「ピカチュウ」をもじって

「ピカチュリン」と名付けられた。


網膜色素変性症などの治療につながる可能性があり、

20日付の科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス電子版で発表する。


古川貴久・第4研究部長らは、マウスを使って、

光を感じる網膜の視細胞ができる際に働く遺伝子を解析し、

ピカチュリンを発見した。

視細胞から脳へ信号を送る神経への「つなぎ目」だけに存在するという。


ピカチュリン遺伝子を壊したマウスでは、正常なつなぎ目ができず、

信号の伝達時間が約3倍かかった。

速い動きに対する眼球の反応も遅くなり、動体視力にかかわっているらしい。

古川部長は「イチロー選手のように動体視力に優れた一流の運動選手は、

ピカチュリンの働きに違いがあるのかもしれない」と話している。




ピカチュウはもはや世界で通じる単語となっているわけだし、

こんな遊び心も良いのではないだろうか。



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