来月11月で 私は62歳になる。
62年前 未熟児で産まれた私は、そんなに裕福でない家庭で
はじめての子どもとして 大事に育てられた。
父方の孫としても はじめての子だったので、相当かわいがってもらった。
お祭りに着物を買ってもらって、髪飾りも付けて はにかんだ顔の写真がなつかしい。
母の母親は 母が小学校に入る前に病気で亡くなった・・と聞いている。
母の実家は、牛を1頭飼ってるような田舎。
私は小学校の間、夏休みは 長い期間 その田舎で従兄弟たちと過ごしてた記憶。
私が産まれた頃 父は東洋工業(現在マツダ)で削岩機の設計をしていた。
父は中学校を卒業して すぐ東洋工業の養成工に入ったと聞いている。
夜は定時制高校に通いながら。
貧乏だったから、実家にお金を入れてほしくて、おばあちゃんは父母の結婚に反対だったらしい。
現在 認知症の母は 昔 たまにその話をしてた。
母親に育ててもらってないことも反対理由。
くやしかった、悲しかったと・・・。
なので 私が どんな人を連れてきても 結婚に反対しない・・と言ってた。
小さく産まれたけど 元気に育った。
からだのことで 覚えてるのは
まだ1歳にならない時に 借家の大家さんの不注意で 左足ふくらはぎを大やけどをしたこと。
その後3歳まで 母の姉の家族と みんな一緒に暮らしてた。
その頃の写真は 身体中包帯だらけ。
とびひで大変だったと‥。髪はそりあげて丸坊主だった。