我が家はすっかりクリスマス🎄



友達が言ってた事が妙に心に残る。



私は、重たい物はお金を払って業者さんに運んでもらわないといけない。

ちょっとしたことだけどね。


最近言われたの。

大した事じゃないのよ。

私がね。重たい荷物を運んでたら、常連のおじさんが言ったの。



あんたはえらいね〜。って。

重たい荷物持って。

女房は重たい物なんて持ってるの見た事ない。


そう、おじさんは言ったわ。


あ、そうか。

気にも止めてなかった。


夜遅く、ふと仕事終わりに車の中で振り返る。



そして、気づいたの。

改めて振り返ってみて

ふと周りを見渡したの。


周りを見ると、重たい荷物は横にいる男の人が運んでいた。


あの子もあんな子も。

どうしようもないあの子でさえ。

  

私は何をしてたんだろう。


彼女はそう言った。



私は彼女の気持ちが痛い程分かるし知っている。


ちょうど今頃かな。

クリスマス前で、何だか街がソワソワしてる頃。中之島の橋の近くを一人歩いていた。

夜も冷え込み、ビルが建ち並び水面に反射して綺麗な景色。

キラキラと街のイルミネーションが視界に入って、何だか街がご機嫌な雰囲気。


そんな中之島の橋の真ん中

カップルが何やら幸せそうに2人で肩を寄せ合い川の水面を嬉しそうに見ていた。



私は、ふら〜っと、その横に並んで一緒に覗き込んだ。


3人で水面を覗いた。


2人の世界が突然3人になったから

2人は少し驚いていた。


私はそのまま何事もなかったかのように街の中へ消えた。



2人にとっては反射する街の風景が映る都会の水面。


私にとっては汚くて臭いドブ川じゃい。



不思議な世界だ


同じ景色、同じ場所でも

誰かといる事で見え方が変わる。







保険の最後の治療計画


不妊治療は、始めるよりも辞めることのほうが勇気がいる。


ここにいると色々な夫婦がいて


みんな子供が欲しいんだなと。




同じ目的を持って集まる病院なんだなと。


改めて、不妊大国日本🇯🇵て感じ。



いつもめちゃくちゃ混んでるしね。


本当なら私の旦那さんはこんなところに来るはずもないような人なのに


色々疲れたなと。



とにかく疲れるのよこの治療。


わかってくれ。


誰かー

なんか催眠術にでもかけてくれ。



誰か私の卵巣にパワーを与えてくれ



どうか早くこの治療から解放してくれ。





私は婚活歴が長く、

そう簡単に結婚出来なかった。


マジで大変だった。


今、同じ事をしろと言われてもそのパワーはもうない。

一切出ない。


封印したのだ。


その清々しさったらなかった。


苦戦苦戦苦戦苦戦して、

それでも諦めることなく、やり続けた先に全てのパワーを使い果たし、最後の力を振り絞って結婚した


だから、余力はない。




ここに来るまで

どれほど苦しんできたことか。



あいつや、あいつ。

あいつもムカついたなー。

あいつ何様やねん。

あいつな。マジで腹立つ。


こうして、数えきれない婚活を終えて


やっと結婚したのに



次はなんや。


次はもっとシビアなリミット付きの

不妊治療て。


私が死ぬほど欲しいわけではない。


そこも腹立たしい所だ。



結婚がゴール。

その先のことをそこまで考えてなかった。



描いてなかったことを無理矢理描いていることの


ストレスたるや。



私の歳になると、周りが妊娠してどうのこうのとか、ない。

婚活の時と同じ条件だ。


比較することがないからまさに孤高。


1人で耐久マラソンしてる気分からの。



旦那さんは5歳下でなんの問題もないから元気そのもので



全ての問題が私にあると突きつけられて、


ギロチン台を上を見て刃先が見えてる状態。



わかるか、この何とも言えない

どないしようもない


状況。



お金で解決できるものは全部やってて


力入りすぎ!頑張りすぎ!とリラックスリラックスと。

余力がないと妊娠もできないし卵も取れませんと。


坊主の医者は言うけど


おい、ハゲ茶瓶の介よ。


ここに来るまでにもう何年も人生のトライアスロンしとんねん。


旦那は普通に結婚して、問題ないんか知らんが。


私は全部使い果たして今やねん



今の幸せをただ、ありがたく淡々と生きてるだけやねん


それでもまだ欲しがるか



貪欲な人間が絡まって、まとわりついている。



私の親は


もう、これ以上は何も望まず

今ある幸せを大切に、2人仲良く生きなさい


しか言わない。



でも、それでは母さん、終わらない。




結局終わらない。



私は43歳にしてまだ、トライアスロンで沼の中を素手でかき分けながら泳いでいる。




子供はいたらいたで可愛いけど

別にいなくても私は特に何も思わない。


それは、きっと歳のせいもある。



私のトライアスロンはいつまで続くのだろうか。